●山口県、行ってきました。支部結成15周年、いつの間にか、という感じでした。というのも、支部で何が起きているのか、連絡がヒンパンに来ない県は忘れられてしまう。今も他にもありますが、何か必死でやっているのに、本部に知らせてくれないと、やってないと同じ認識になってしまう。今はHPに県のイベント情報欄があるので、各県、競って知らせてくる。いいこと。山の中に埋もれていたような支部が15年も活動を続けていた。
●山口県はかようになじみがなかった。なのに、会員がみな、どれだけ親しげにしてくれたか、初対面が多かったにも拘わらず、誰の顔にもうれしさが充満、熱く懐かしく泣かんばかりの歓迎。日本中にこうして待っていてくれる会員がいると思うと、会長を辞められなくなる。山口でも「また来年」なんて、本当なの?もう一度くらいはみなさんと会いたい、そんな気持ちで羽田に戻る。となんと、駐機場から出口まで400メートル歩かされた。地方発着は空港の端っこに。ドル箱路線といわれる札幌、福岡はすぐそこ、歩かない。
●羽田からその足で向かったのは、ヒルロイド会見の打ち合わせ。新橋の第一ホテルロビー、事務局スタッフの島崎さんがサポートに来てくれた。こういう心遣いがなんともうれしい。そして、いざ厚労省の記者会(記者会見ではない)へ。もうご存知、あのヒルロイドを化粧品代わりに使う人がいて、黙って保険で出していると、年間93億の支出という数字もはじき出されている。国民は困る。しかし、かといって、放射線治療を受けている乳がん患者にとって、これが単剤だと保険適用外になる、というのはもっと困る。それを訴えに。
●会場には日テレの記者とカメラさんたちが先に来ていて、セッティングも終わり、余裕。間際になると、ぞろぞろと新聞社(産経、朝日)、時事新報、共同通信、NHKさんたちが入ってきて、びっくり。この人たちはいわゆる「厚労省詰め」で、常駐していて、いざという時に顔を出すみたい。私にとっては久しぶりの公の場、しかもテレビ撮影、緊張か。山口のご馳走、とらふぐ?で、おなかやられて、力がない。疲れ過ぎて、緊張もできない。最近はありのままの自分で行くことにしている。前夜にお顔パックも、もうしない。
●会のHPで体験者の声を緊急募集していたのが一日の内に4件も集まり、これが思いがけない武器となった。島崎さんの出番、一つずつ読み上げて、これが大好評だった。論より証拠、とチト違うが、なまの声は千金の値打ち、この後続いた他社のテレビ取材にも使われた。やはり、あけぼの会の実力はここにある。全国の会員さん諸君よ、ありがとう!! ワット akebonok@d9.dion.ne.jp