イルミネーションが輝き始めた街並みに、今年も押し迫ってきたことを痛感する、毎日です。
豪華絢爛なノーベル賞の晩餐会、特にノーベル医学生理学賞を受賞した「本庶 佑先生」の紋付き袴姿は「凛」とした佇まいが本当に素敵でしたね。 がん治療薬についてのスピーチ「地球上の全ての人が恩恵を受けられることを願っています」
●誰かのために
12月15日はピアサポート養成研修会が開催されました。県内の患者会から20名参加して、9:00~16:00まで、医師・看護師・臨床心理士から豊富なプログラムで一日中缶詰で学びました。【あけぼの静岡】からは3名参加。
参加者のお一人から
「静岡の<あけぼのハウス>に何度か参加して、皆さんから声をかけてもらい、ドンドン自分が変わってきて、いつの間にか家族から自然に笑顔になっているね~と言われて不思議なくらい、ジメジメした考え方をしていない自分に気がつきました。 ですから、こんな私でも『誰かのために、誰かを元気にしたい!!』、そんな思いで参加を決めました。」
そう誰かのために。
●私の今年一番緊張した一日を
10月16日(火曜日)場所は、静岡庁舎本館3階・第二委員会室にて行われた 「静岡市がん克服条例 (仮)」検討意見交換会です。楕円形の会議テーブルに マイクがつき、大勢の市議会議員の中、会場に着きました。条例の素案についての説明があって、県の疾病対策課長のあと、私の番が回ってきました。ドキドキの頂点でしたが、前々日の東京大会の素晴らしい先生方のお話しや、ワット隆子会長の話しを、冷静に思い出しながら話すことが出来ました。 いろいろな制度が出来ても、患者に寄り添う、心に寄り添う医療を患者は求めています。いくらITが盛んになっても、ロボットが話し相手になっても、心までは見てくれません。 他にも、女性の議員さんから、自身も乳がんの体験者で【あけぼの会】の存在は強い味方でした、と言う言葉を頂きました。緊張の2時間でしたが議員の方々からこれからも、患者だから伝えられる意見をお願いいたします、との言葉に ふうと息が、もれました。
これからも多くの患者さんに寄り添い、がん患者にやさしい社会になっていくよう活動を続けて行きたいと思います。
星野希代絵 kyeko@seikox.co.jp
●巻頭メッセージ
今後は原則週1回の更新で、会長、副会長×4人と和崎で、順番に受け持っていく予定です。
次回は、橋渡智美副会長が担当します。 どうぞご期待ください!
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