今年もクリスマスリースを作れた事に 感謝して今年もクリスマスリースを作れた事に感謝してーーー
撮影:山本康代(北海道)
【あけぼの北海道】では、コロナ発生からの2年間は、緊急事態宣言期間中を除いて、感染に注意しながら、〈医療講演会〉や〈あけぼのハウス〉を開催してきました。この間に札幌16回、旭川15回、計31回開催、それぞれ3名から30名(延270名)の参加がありました。11月頃から感染者が少なくなり、落ち着いて来たかと思うようになったのですが、残念だったのは、今年9月に予定していた講演会を中止しなければならなかったことです。

〈あけぼのハウス〉の参加の動機や感想:
・確かな情報や体験談を聞きたくて参加した。
・同じ体験の人や治療をしている人の話が聞きたい。
・就職活動のとき乳がんのことを言うことを迷っているので意見を聞きたい。
・「がんです」と言われた時、パニックになり過呼吸になった。
・全摘すれば完治と思っていたが、それが治療のスタートだった。
・5年目検診の前に人間ドックで肝転移が見つかりショックを受けた。
・ホルモン剤の服用でうつになったが、今は解消して、骨密度が下がらないように予防している。
・再建のインプラントの入れ替えを日帰りでと言われたが、家族のサポートがないので入院して受けたいが大げさでしょうか。←いろいろアドバイスを受けて入院を決められた。
・初めて参加した時、胸がいっぱいで何も話せなかったのですが、回数を重ねるごとに話せるようになりました。

このように悩みや不安はさまざまです。特に、抗がん剤やホルモン剤の副作用については体験者ならではの細かな症状が語られます。また、家族には話せない悩みを泣きながら話されることもありました。

一人ひとりの話に集まった皆さんが真剣に耳を傾け、気持ちに寄り添い、支え合うところが〈ハウス〉の一番の良いところと思っています。これからも、みなさんの期待に応えられるように続けていきたいと思います。応援をお願いします。 akebonohokkaido@yahoo.co.jp

バナー広告

共同文化社

とどくすり

コム・クエスト