高崎シンフォニーガーデンのセイヨウスイレン<br>  ――睡蓮は花が夕方に閉じる(睡る)ことに  由来するといわれている。 花言葉・清らかな心 <br>   (撮影:本田攝子・群馬)   高崎シンフォニーガーデンのセイヨウスイレン
――睡蓮は花が夕方に閉じる(睡る)ことに
由来するといわれている。 花言葉・清らかな心
  (撮影:本田攝子・群馬)
全国のみなさん、こんにちは!

暮れの27日、残すところ、あと4日でニューイヤー、2022年です。お正月の準備にみなさん忙しくされていますでしょうか? 私はたった一人の正月、何もしなくてもいいので楽と言えば楽、でも、ちょっとさみしい。思えば、コロナに明けてコロナに終わる1年になりましたね。人生の内、丸2年もこんな魔物に振り回されて、人智を持っても勝てないなんて、誰が予測したでしょう。みなの寿命にこの失われた年月を加算してほしい。

けぼの会】は乳がん患者の会ですが、私の知る限り、乳がんの乳の字も新聞紙上で見なかった。検診率も落ち、受診する患者も減り、その分、進行がんが見つかる率が高かったような記事は見ましたが、こんな険悪な雰囲気の中ではやむを得ないことだったでしょう。手術を後回しにされたり、今年がんが見つかった人たちは受難の年でしたね。患者会の活動も自ずと制限され、「今困っている人の助けになる会」が十分作動できなかった。

でも初めてのZoomによる<あけぼのハウス>を開くなど、会としては出来る限りの努力をしたので、エライ!と褒めてもいい。問題は新しい年はどうなるか? いい加減、正常に戻ってほしいとみなが願っているのに、新種の脅威が見つかって、また不安を引きずることになった。でももう不安に負けてはいない。来るものは来い、の覚悟で出来ることを出来る範囲でする。大人しくしているのは終わり、敵に見つからぬようにして、何でもしよう。

私の新年の抱負ですが、何をどうするという野望は思いつかない。望みは【あけぼの会】がコロナ以前と同じように元気な活動を再開できること。どんな時代でも、がん患者は人のやさしい気持ちを求めている。それを惜しみなく上げられる活動を取り戻したい。幸い、全国の代表さんたちは昔も今も変わらぬ使命感を持ち続けているので、大いにそれを讃えたい。全国のみなさん、頼れる患者会【あけぼの会】がんばります。来年も応援してください。 takakowatt@gmail.com

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