青空に映える荘厳な姿の富士山<BR>撮影:藤田陽子(静岡)2021/12/18新年を寿ぐ荘厳富士
撮影:藤田陽子(静岡)2021/12/18
皆さん、新年あけましておめでとうございます!

嬉しいニュースです。【あけぼの福岡】が、令和3年度ボランティア功労者に対する「厚生労働大臣感謝状」を受賞し、12月23日(木)に伝達式がありました。福岡県では、表彰状が2団体、感謝状2団体でした。コロナ禍でなければ、授与式は東京だったそうで、ちょっぴり残念です。
 【あけぼの会】は、ワット名誉会長の指導のもと、全国どこの都道府県でも乳がん相談室〈あけぼのハウス〉や講演会、乳がんの早期発見の啓発活動などを続けています。この感謝状は、会全体へのご褒美だと思っています。

◆「検診は、あなたの命を守るカギ!」 このキャッチコピーで乳がん検診を促すチラシを作成中です。昨年10月に開催した代表者会議(オンラインで実施)で、乳がん検診率が3割減少したことが議題にのぼりました。【あけぼの神奈川】より「2022年も母の日キャンペーンが開催できるか分からないので、母の日を待たずに検診を呼びかけるチラシを作成しては」との提案がありました。病院や薬局、公共施設などに置いてもらい、乳がん検診や自己検診の大切さを訴えたいと思っています。

昨年の暮れ「20年目に肺に転移が見つかり、これから治療を始める。一人暮らしで今後どうなるか不安だが、誰も話す人がいない」と電話がありました。再発=すぐに死ぬのでは? 標準治療、セカンドオピニオン、治療費のことなど矢継ぎ早に質問されました。
 最近「患者力」という言葉を耳にします。Dr. Tosh(四宮敏章先生:奈良県立医科大学附属病院緩和ケアセンター長)によると、患者力とは、とコミュニケーション力、情報を得る力、自分で決める力と言われています。彼女にも患者力をつけて欲しいと思いました。
 ここ2年、〈あけぼのハウス〉や講演会、相談会など開催しづらい状況が続きました。今年こそは、コロナ禍の間隙をついて活動を再開し、患者力をつけて「賢い患者になりましょう!」 

●ここからは協力を依頼されましたクラウドファンディングのご紹介です。門田英輝先生(九州大学病院形成外科・診療科長)は、乳房再建術、リンパ浮腫の治療に直径1㎜以下の血管を繋ぐ「マイクロサージャリー支援ロボット」の開発中です。リンパ浮腫で悩まれている方への朗報です。https://readyfor.jp/projects/microsurgery から参加できます(締切り1月31日23時)   akebonokai.since1978@gmail.com

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