日時: 6月23日(日)11:30~15:00
会場: 川崎医科大学附属病院
参加: 52名 会員40名、(岡山18、香川13、徳島6、山口1、兵庫1、東京1)一般 5名、先生7名
あけぼの岡山30周年記念大会、第1部(11:30~12:30)は先生方・近県あけぼの会員さんとの交流会 です。
来賓に岡山大学病院腫瘍センター長 田端雅弘教授をお迎えし、川大附属病院8階レストラン『櫂の木』にて開催しました。顧問の園尾博司先生、辻尚志先生、森谷卓也先生、今田孝子先生。川大の野村長久先生、島根大学からは若崎淳子先生にもご参加いただき先生方は7名。 瀬戸大橋を渡ってあけぼの香川から13人、徳島からは6人。兵庫、山口、東京からも1人ずつ。島根からは認定看護師と大学院生の参加をいただき、総勢49名でブッフェスタイル。6つのテーブルを囲み、和やかに会食をしました。心配していたお料理もなかなか好評でした。
1時間という短い時間でしたが、先生は各テーブルに一人ずつ、岡山会員も県外会員もシャッフルしましたので、皆さんお話が弾み情報交換もできたように思います。
第2部の《令和元年の乳がん医療》と題した記念講演会(13:00~15:00)は6階会議室に移動しての開催です。
まずは、園尾先生を座長に講演を2題。 川崎医科大学附属病院 乳腺・甲状腺外科の野村長久先生から『ここまで来ている乳がん治療』
川崎医科大学 病理教授の森谷卓也先生から『そうだったのか!病理診断でわかること』を伺った後、
ご参加の先生方に患者からの質問にお答えいただくコメントタイムでした。
どちらの講演も難しい内容を実例やスライドで示していただきながら、とてもわかりやすくお話しいただき、乳がん治療の変遷や特に日頃は聞けない病理のお話は、皆さん大変、興味深くお聞きでした。
コメントタイムも一つ一つの質問に先生方があらゆる角度からご回答くださり、より詳しい回答になっていたと思います。
2講演を各30分ずつ、計一時間で難しい内容を先生方は工夫してかみ砕いてお話くださり感謝です。
資料をつけることができなかったのは少し残念でした。
報告:あけぼの岡山代表 宮本絵実 akebonookayama@yahoo.co.jp
【参加者からの感想】
・大変貴重なお話をお聴きすることができて、本当に感謝です。質問コーナーのところで、先生と一緒に今後の治療、生活を共に考えながら歩んでいけることができることが一番の心の支えになるとお話され、胸が熱くなりました。
・野村先生のホルモン治療の始まりのお話からテーラーメイド医療まで、これまでの移り変わりがとてもよく解りました。標準治療を外れた方の例では、自分も紙一重だったな、信頼できる先生に会って治療できてよかったと改めて思いました。
・標準治療がいかに大切なのかよくわかり、私自身もインターネットで様々な治療を探しましたが、標準治療を受けて、回り道をせず、今の自分があることに喜びを感じます。
・森谷先生の病理のお話は、日頃聴くことができない貴重なお話でよかったです。
・病理のお仕事をご説明いただいて、その誠実なお仕事を本当にありがたく思いました。
・先生方の雰囲気がとてもよく、羨ましいと思いました。
・ランチの内容もgoodでした。 ・パラフィンブロックが60年も保存されていることに驚きました。 ・私も10年前に川大でOpeしたので先生にお会いしているかもです❤ →細胞が…
・(ご家族から) 休憩時間に先生が話しかけてくださり、大変緊張しましたが嬉しかったです。おっぱい乾杯!にはビックリしました。