題名「病む事の心理」

日にち:5月10日(木)
会場:埼玉医科大学保健医療学部
対象:看護学科2年生 (84名)

5月10日(木)に持田代表と私でABCEF活動をして来ました。

授業は3回に分かれていました。
1) 乳がんの勉強と患者への質問をグループで話し合う
2)私たち患者から、体験談を聞き患者の思う事を考える。がん学会についての発表、
患者が学生さん達の質問に答える。
3)2の授業グループ討議と感想の個人でのレポート提出

持田代表からあけぼの埼玉の活動を知ってもらうために、初めにNHKで放送された『ひるまえほっと』のビデオを見て頂きました。
私からは体験談。転移した時の事や新薬≪イブランス≫での治療について、高額な治療についてお話ししました。
持田代表から、患者から医療者への思いと乳がん患者にどう接して欲しいかなど、がん学会に参加しての事などの話をしました。
学生さん達からでた質問に、患者の思いについて答えました。

学生さん達はメモを取りながら、私達の話に一生懸命に耳を傾けて聞いていました。
最後に感想を話して下さった学生さんは、涙ぐみながら勉強になりましたと。
後日のレポートで[講義を受けて以前とは違う、前よりも大きく成長した自分になった気がします]と有り、感動しました。
帰りに廊下まで追いかけて来て、ご自身のお話をして下さり、後日母の日キャンペーンに大宮まで来て参加してくれた学生さんもいました。
今年もABCEF活動に参加できた事に、感謝致します。     (報告: 安田則子・会員)

【学生さん達のレポートから】
今まで漠然としていた自分の看護師像が、講義を聞いて少しずつ具体的なものになりました。
将来看護師になった時、患者さんや周りの家族の方もサポートし協力を得られる様なケアをしていきたいです。
薬だけでは無く、周りの思いやりや優しさが治療の原動力になると感じる事が出来て、これからの私の学習の原動力になる事を学ぶ事が出来ました。
乳がんを患った方が講演に来てくれると聞いた時、きっと辛そうな表情をした人が来るのだと思っていました。ところがお二人は全く違い明るく前向きに充実した人生を送っている姿に感動して「私も2人の様に強く生きていかないと」思いました。
・ 「ガンになったのは不運だが不幸では無い」「死ぬ一歩前までは生きている。生きて行く事を考えよう」と言う言葉に心うたれました。私の母も乳がん患者です。私は将来看護師になって乳がん看護の専門看護師になりたいと思っています。
未来の看護師さんの授業に参加しました。未来の看護師さんの授業に参加しました。

 

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