笑顔で今年のしめくくり❣️笑顔で今年のしめくくり❣️日時:12月11日(土)13:30~16:30
会場:西宮市立中央公民館(プレラ西宮)603号室
参加: 8 名 (会員 7 名、一般 1 名)

今年最後の〈あけぼのハウス〉

 いつの間にか今年もあとわずかになってしまいました。今年最後のあけぼのハウスを西宮で行いました。珍しく当日になって会員3名のキャンセルがありました。血圧が上がり体調不良や術後の傷口が痛む等、急激な寒さに身体がついていけなくなったようです。

それでも2年ぶりに再発患者さん2人がお元気そうな姿を見せに来て下さいました。 コロナ感染者が激減したので一番にしたかったことが【あけぼの兵庫】の仲間に再会して話しをする事だったそうです。お二人ともコロナ禍の時にどういう治療をしていたか、そして今日までどのように生活して乗り越えてきたか等、会えなかった空白を埋めるように 思いのたけを話されました。再発をきちんと受け止めて前向きに自分らしさを見失わず生きておられるお二人から反対に元気をもらいました。

また今回は、ご自分が乳がんになり治療中はいろいろな副作用に悩まされながらこの度やっと1年ぶりに職場復帰されたリハビリ病院に勤める作業療法士さんが参加されました。同じ抗がん剤の辛さを体験した仲間やたまたま主治医が同じ会員さんと話が弾み、医療従事者とはいえやはり患者の立場に戻ると、職場では見せれなかった弱みや辛さを同じ体験者の人達と共有することができたので気持ちが楽になったと言われました。

最後に作業療法士さんが会員さんに身体の動きで日頃困っていることがあれば、リハビリを兼ねてマッサージをして下さるということになり二人が診てもらいました。 一人は、立ち仕事で足がよくつって困るということでふくらはぎを中心に足全体の筋肉をほぐしてもらい喜んでいました。もう一人は全摘の術側の腕が真横より上に上がらないので診てもらい、日頃胸をかばって運動をしていないので肩甲骨の後ろの筋肉が固まってしまって肩関節の動きが悪くなっていました。時間をかけてほぐしてもらい斜め上まで手が上がるようになり本人もびっくりしていました。また家でもできるリハビリ体操も伝授してもらいました。会員さんと作業療法士さんが「今日はウインウインやったね。」と最後は笑って今年最後のあけぼのハウスを締めくくりました。

報告:あけぼの兵庫 代表 川野紀子 Akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp

【参加者からの感想】  今年最後の行事を終えてホッとしています。皆さん良いお年を!