日にち:3月10日(土)
会場:大宮ソニックシティビル25F(日本生命会議室)
参加:78名(一般41名 会員37名)
事前PR活動(新聞広告・タウン誌等の掲載・口コミ)が生かされ闘病中の方、お友達同士、ご夫婦等一般の大勢の方に参加して頂きました。
持田代表の挨拶の中で、NHKで放送された「あけぼの埼玉の活動報告」のビデオ上映、埼玉県知事からの挨拶代読がありました。
基調講演『乳がんの正しい知識と心のケア』から川口市立医療センター 乳腺外科部長の中野聡子先生より
「乳がんの個性に合わせた治療」としてホルモン療法・抗がん剤治療・分子標的治療薬について分かり易く説明して頂きました。
埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 教授の大西秀樹先生より
「乳がん患者さん、ご家族の心のケア」としてがん患者は、告知後2週間位で心が適応するが、戻らない人は適応障害(うつ)になり、精神症状へ対応が患者・家族に必要である等、がんを乗り越えるための方法についてお話して頂きました。
体験談として、会員の山本さんから告知から治療時の気持ち・現在の思い等を語って頂き、会場では自分の時と気持ちが重なり涙する人が沢山いました。
先生への質問コーナーではリンパ浮腫について・ホルモン療法副作用の対処方法・家族に理解してもらうにはどうしたらよいか・子どもへの伝え方・転移後の抗がん剤について・食事やサプリメントについて等多数あり先生方からお答え頂きました。
最後に会員 後藤さんが中心となり歌「花」の合唱で閉会しました。
会員の皆さんのご協力により、誰もが温かい気持ちになった講演会でした。 (報告:岩田裕子・会員)
【アンケートから】
・皆さんが頑張っている姿を見て力になりました。
・術後2か月で先生方のお話、体験談がためになりまた参加したいです。
同じ病気の仲間が沢山いることに勇気をもらえました。
・大西先生のお話で自分のペースで前向きに今を大切にしていきたい。
・中野先生の新しい薬の使い方等非常にためになりました。
・会員外でも参加の機会を与えて頂きありがとうござました。