3月17日(日)のハウスは、会員限定の開催でした。

【再発相談会】吉本賢隆先生(よしもとブレストクリニック院長)をお招きして、14名(夫1名含む)の参加。事前に記入した全員の質問・相談用紙を先生が読み上げ、的確なアドバイスをしてくださいました。

吉本先生のコメント◆がんの性質に応じた治療をすることが大切なので、データを自分できちんと把握する◆再発・転移を見極めるため、病理の専門医のセカンドオピニオンをとるのもよい◆再発治療は長期戦になるので、あらゆる可能性を探す◆治療成果に応じて、ホルモン剤の種類や抗がん剤の組み合わせを変えてみる◆骨転移の治療は飛躍的に良くなった、痛みと骨折のリスクが高くなったら放射線治療するとよい

 またフェソロデックス・アブラキサン・ゾメタ・ランマーク・ハラベン・アバスチンといった薬の詳しい説明や、経口の抗がん剤・痛み止め・胃腸薬、その他の薬の効果的な飲み方を教えていただきました。参加者(三重からの方もいて)は一言も聞き逃すまいと耳を傾け、熱心にメモを取り、納得いくまで話し合いました。みなさん「参加してよかった!」と、笑顔で帰られました。               事務局スタッフ 島崎亮子

【ヤングの部屋】

5人が参加しました。自己紹介、ホルモン療法、抗がん剤、オンコタイプDX(再発の危険性を予測する検査方法)や、Ki-67(腫瘍マーカー)、再建、食生活のことなど色々な話をしました。身近な友達に話しても理解してもらえにくい副作用の体験談も、「私も同じですよ!」と共感してもらえたりして、勇気づけられました。これから治療を始める人、手術をする方もいて、有意義な時間が作れたと思います。

私たちは、乳がんと判ってから治療してここまで、自分と同じ年代の方とお会いしたい、話がしたい!と思いながら、なかなか機会に恵まれませんでした。ハウスの「ヤングの部屋」では、それが実現し、「皆さんと知り合えて心強いです。」「病院の患者会とはまた違った雰囲気で貴重な体験になりました。」と、言っていただき、この部屋を開いて良かったと思いました。   

        事務局スタッフ 前川名奈

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