リンパ浮腫について正しい知識を学びました。リンパ浮腫について正しい知識を学びました。日にち:3月25日(土)
会場:みえ県民交流センター
参加者:20名(内一般10名、看護師1名)

中滉子(なかひろこ)がん看護専門看護師さん(伊賀市・岡波総合病院)に講師をお願いして、前半はリンパ浮腫の基礎知識とリンパマッサージの仕方などを勉強しました。

最初にリンパとはなに、なぜリンパ浮腫がおこるのから始まり、リンパ浮腫とは、日常生活の注意、リンパ浮腫の治療 各項目ごとに親しみやすい口調で分りやすく説明してくださり、理解することができたと思います。

症状のでる方は、現在では、術後約5%前後ですが、私は大丈夫と思わず毎日の暮らしの中でリンパマッサージの動作を取り入れ自分の体の声を聞き、無理のない生活を過ごすことが大事ですと話されました。

講習会の最後は、まず各自、中看護師の指導の下セルフマッサージを行い、その後一人ずつマッサージを受け、違いを感じたのではないでしょうか。
ポイントは、術側によって、右から左へ・左から右へと脇の下へ流す。両側は足の方へ流す。
そして、リンパ液を流す力は筋肉です。筋肉を鍛えることが必要だそうです。

後半の相談会では、参加者一人ずつから、今、不安に思っている事やリンパ浮腫の質問など近況を交えてお話を伺い、中看護師の丁寧な答えに参加者は納得し、マッサージの大切さを感じ前向きな気持ちになれたようです。

本日のまとめとして次の言葉をいただきました。
●出来ないことを考えるより出来ることを考え、病と共に日々楽しく生きる 
●今 あるがままの自分を大切にして 私達もできることお手伝いしたいと
中看護師は、病院では緩和ケア科にいて、たくさんの患者さんのセラピストとしてケアに携わり、今日も訪問看護を終えてからの会場入りでした。

≪参加者からの感想≫
・マッサージが自己流になりすぎ、少しサボる時もあります。お話を聞き、再度マッサージを楽しくできそうです。リンパの流れも再度勉強 前回より良く理解できました。
・リンパ浮腫だけは気をつけて下さいね。と病院で言われていたので、このことだけが毎日不安でした。
今日、参加して、不安がやわらぎ、前向きになれました。
・リンパマッサージを日常生活動作に組み込み理解を深めることができました。
・マッサージの大切さを感じ、頑張ってやってみようと思います。うまく病気と付き合っていかないと
いけないと思いました。    (報告:代表 加藤重子)