たかがクッキーの缶、ではない<br>撮影:リラ(2022/8/21 )たかがクッキーの缶、ではない
撮影:リラ(2022/8/21 )
全国のみなさん、こんにちは、いかがお暮しですか?

先回の短歌、覚えていますか。いかにも私に恋人がいるかのような印象を与えましたが、実は沢山いる。モモちゃんの他に。ロンドンに住む息子の友達のパオロ、30代のイタリア人もその一人。彼には長く付き合っているガールフレンドがいるので、当然ですが、私の片思い。コロナ前に息子と一緒に日本に来て、我が家に1週間滞在した時は、うれしくて、四六時中、わくわく。勿論、私がロンドンに行った時は、食事に来るので、ほぼ毎日会える。

写真はパオロが先日送ってくれたシチリアのクッキーの缶です。絵がかわいいので、みなさんにもお見せしたくて撮ってもらいました。わかりにくいですが、起伏がある。肝心のクッキーは、もったいなくて、まだ味見していない。他にフルーツゼリーやチョコも。いつも頼むGoliaというキャンディーは今回はお休みで、「他の甘いものも試してみて」というメモ付きで来た。彼、やさしいでしょ。私を日本のマンマ(おっかさん)と思っている。

言い忘れるところでしたが、私は天下の果報者で、イタリア人でなくても国内のみなさんから、いつもおいしいもの、宮内庁ご用達もの、各地の名産品を送ってもらっています。身に余る光栄、申し訳なく思っている。みなさんのやさしい気持ちが泣くほどうれしい。もうあんまり役に立つことはしていないのに、ねぎらいを届けてくれる。お礼を返し切れない。とにかく元気でいること、出来ることを真心込めてすること、を日々心掛けたいと思う。

先日のAKEBONO NEWSを読売新聞の記者さんに送ったら、「ニュース、会員の皆様の心をつなげる役割を果たしていますね。木村智子さんの闘病記も胸に迫るものがありました。私も応援します!」というお返事をもらいました。外部の人も木村さんを「応援します」と言ってくれて、ヨカッタネ!他の新聞社もトライしてみようと思っています。

孫のリラが9月10日にロンドンへ行ってしまう。大学3年生を1年間あっちで就学。これから別天地で新しい1年を始めるのが羨ましい。子たちにそれを言うと、「マミーはもう十分やったでしょう」と相手にしてくれない。そうね、いつまでも欲張っているのは、みっともないもんネ。私にはここに大事な仕事がある。ガンバリマス。

 

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