札幌も一挙に初夏、ライラック咲く<br>(大沼美津子・北海道 2022/5/12)札幌も一挙に初夏、ライラック咲く
(大沼美津子・北海道 2022/5/12)
全国のみなさん、こんにちは!
東京は今日、夏のような一日でした。あなたのお住まいの地では、いかがでしたでしょうか?

さて、HP巻頭の「母の日キャンペーンin 滋賀」は読まれましたか? 立派でしたね。コロナでビクビクするどころか、大きな旗を持って行進するとは、何という根性!滋賀だけではなく、他に群馬、岐阜、福岡もそれぞれの街頭キャンペーンを決行しました。近年は県や市の健康財団とか保健課とかと一緒に企画実施したり、医療者(ドクター、ナース、保健師)も共に参加する県も増えて、患者会が行政他を巻き込んで、大したもんではないですか。
そもそも、【あけぼの会】がこのキャンペーンを始めたのは1985年、今から37年も前のこと。30年間にわたり、全国的に展開したのですが、その後は自主性に任せて、続ける県はずっと続けて来ました。コロナ以前はもっと多くの県が実施していたのですが、以後は当然、少なくなってしまった。来年こそは再開、と願っている県が数あると思われます。
1985年は会を始めて7年目、あるとき会員の一人が亡くなり、その人の家にお悔やみに行った。その時お茶を出してくれた娘さんは13歳、心なしか、緊張で手が震えているように見えた。「かわいそう」と思った帰り道、私の娘も同じ年と気付いて、もし私が死んだら、娘があんなふうにお茶を出すのかと、衝撃。そうだ、「世のお母さん、乳がんで死んで子供たちに悲しい思いをさせてはいけない」というメッセージを送ろうと思いついた。
それを母に日に合わせたのもスゴイ発想(われながら)。最初はシールだったのが、途中からティッシュになり、数も全国5万、母の日正午の鐘を合図に心を一つにした【あけぼの会】有志が駅前とか人通りの多いところで配布した。地方の都市では配るにも人が少なくて、と苦労する県もあった。でも有志はみな勇気があった。元はと言えば、がん患者なのに、世のため人のため、街頭に出てメッセージを送るなんて、みなどんなに偉いか、会の誇り!
さて、話題は変わり、患者会の存続。会の運営は会員の年会費で賄われている。本部所属会員が昨年は350だったのが、今年の会費納入が280で、ざっと70人が不明。患者会はもう必要ないのか?情報はあり過ぎるほどある時代、みなががんを平気で語る時代、患者会のニーズは確かに減っている。でも必要としている人には役に立っているはず。だから【あけぼの会】、もう少しガンバルか?それには会員が増えてくれないと、やる気が湧かない。 takakowatt@gmail.com

 

今日の一首:来世は男でありたし朝野球「行くぞー」のおたけび羨ましくて    

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