夜の東京タワー(麻布台ヒルズより眺める)
(Sandy  2024/2月)

全国のみなさん、こんにちは!
新しいホームページはいかがでしょうか? ショッキングピンクの「乳がん―決してあきらめないで」は、目がパッチリ開いてしまう強烈ピンクですね。日本中が半眠り状態ですから、これで目を覚まして!いずれにしても、この「刷新」いいですね。私、刷新という言葉、大好き、新年に合わせて、新しく生まれ変わったのがイイのです。
中村清吾先生の「クラウドファンディングのお願い」見ましたか? 会ではすぐ、貧者の一灯をしました。先生には会のために、もう何回も大小の講演会に来ていただきましたが、ただの一度もお礼(交通費程度)を受け取らない。会に寄付します、とおっしゃって。そんな先生が、あとにも先にもお願いをしています。みなさん、「一日一生」の本気で生きておられる中村先生に心から敬意を表して、出来る限りの応援をして差し上げましょう。
そして、「AKEBONO NEWS No.7」も行きましたね。今年のフレーズ「輝け日本、輝けあけぼの会」もよかったでしょう? 何にしようかと悩んでいたら、「輝け」が浮かんだ。みんな、今年は思い切り輝きましょう。表紙の写真、最高でしたね。静岡の細田さん、プロの腕前。大勢の人が一緒に初日の出を眺めて、心で拝む。海に子船が浮かび(初日の出をより近くで見るために海に出た?)、浜辺にはカップルが静かに座っている。平和日本。
奥さんを亡くされたご主人から三日続けて電話が入り、長いお話を聞きました。治療が後手後手に廻っていたという不満を誰かに訴えたかった。治療法や薬について自分でも勉強して、主治医に進言しても、まともに相手にされなくて、「大丈夫」で流された。結局大丈夫ではなく、奥さんは死んでしまった、悔やんでも悔いきれない思い。これからもこんな人がいたら、他の病院を訪ねて、セカンドオピニオンを取るとかの行動をしてほしい、というメッセージ、これを会として、世の中に送ってほしいというのが最終的な目的でした。
生き残る人に悔いが残る、諦められなくて、半永久に自分を責める、これが悲劇です。こういう例は日本のあちこちに起きているはず。では、どうしたら防ぐことが出来るのか?会として、原点に戻って、みなで考えなければならない。患者会として、患者にメッセージを送り続け、更には、医療者側にも、いつも謙虚に誠意を持って、患者一人一人に当たってほしいという注文を出したい。みなさん、どう思いますか?  takakowatt@gmail.com