「会長さん、静岡に住みませんか?」「会長さん、静岡に住みませんか?」昨日は晴天、静岡行き、久しぶりに新幹線に乗ってコーフンした。途中で富士山の上半身が見え隠れし始めたので、通路挟んで3人掛けに座っていたアメリカ人(ぽい)カップルに「Mt. Fuji!」と窓を指して教えてあげた。「オゥYes?」と喜んで、立ち上がって見ていた。そのうちに裾野まで富士全容が見えてきたので、「We are lucky!」見えない日だって、あるのだ。以前、新神戸辺りだったか、城が見えたので、やはり外国人に「Look, Himeji Castle!」と教えて上げたら、それは姫路城ではなかった→知ったかぶり、恥ずかしかった。

静岡は、毎年、星野さんが私を招いてくれ、おいしいお弁当ランチが楽しみで出かけている。会員のみなさんともすっかり仲良し、まるで私も【あけぼの静岡】の一員みたいな雰囲気で、慣れ親しみを感じ合っている。昨日は偶然にも二人の会員から「会長さん、静岡に住みませんか?」とのうれしい誘惑。移住?悪くないアイディア、でも無理でしょう。この年になってから、気候温暖、とれたての魚、人が親切、とかでも移住はしんどい。

顔見知りだけでなく初めて会う人も10人近くいて、驚き!静岡は沈澱していない、動いている。一人は86歳だったが、背筋まっすぐ、話もしゃんとしていて驚いた(私の左後ろ、黒のセーターにネックレスの人)。また、若い新入会の人は何年も「がんではない、嚢苞(のうほう)」と言われて放置していたら(前列左端の人)、だんだん大きく膨れてきて、別の病院で診てもらったら、がんとわかり即手術、幸い内臓には転移はなかったので、今は治療もなし。「のうほう」と言われた人が他にもいた。要注意!

また、術後10年検診で、もう卒業かと思っていたら、骨転移がわかり、腫瘍マーカーも上がり続けるので、厳しい抗がん剤治療をしている人がいた。仕事を持っているのに、副作用がきついので大変なのと、治療費が高いのに参っていた。新薬の値段は想像できないくらいバカ高い。でも新薬があれば、使う。この会員さん、昨日の集まりの準備、お弁当、コーヒーの手配など全部してくれたそうで、東京のNさんみたいに、静岡にも自分をしっかり持っているすごい人がいた。どんな状況でも芯のしっかりしている人は芯を通す。

また、ある病院で先生に「私は【あけぼの会】に入っているんです」と言ったら、「それなら、大丈夫だ」と言われた人がいた。会長を辞めてもこれこそ永遠の賛辞、うれしかった。【あけぼの会】の集まりは①人の話を聞くことが出来る、②人に自分の話を聞いてもらえる、と言った人もいて、「けだし名言なり」。これも、うれしかった。いい一日だった。

ついでだが、帰りの新幹線で隣に座って女性、65歳、おしゃべりして、私の年を聞いて、絶対にそうは見えません、ときっぱり言って新横浜で降りた。更にいい一日になった。

今日の一首: 子ら去りて夫(つま)逝きし後のさみしさを母も耐えたり小雪舞う午後
 
                           ワット takakowatt@gmail.com

🎀 2019年 ワットさんのスケジュール 🎀
 1月   神奈川 (1/27・新年会)& 東京(1/30・ランチ会) 終了
 2月   静岡    (2/16・新年会)  終了
 3月   東京  (3/3 ミニ講演と相談室)埼玉 (3/9・乳がん講演会)
 4月   徳島    (4/7・あけぼの徳島30周年記念大会)
 5月   
 6月   愛知  (6/23・講演会2019)
 7月   福岡  (7/28・九州大会2019) 
   8月   
 9月   札幌    (9/14・講演会)
10月   愛知  (10/5・全国大会in名古屋)
11月   
12月   

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