六本木から東京タワーをパチッ!<br>  けやき坂のX‘マスライトアップ  <br>(リラ 2021/12/10)六本木から東京タワーをパチッ!
けやき坂のX‘マスライトアップ
(リラ 2021/12/10)
全国のみなさん、こんにちは、お元気ですか?

先般の目黒区の健康診査の結果、腎臓のクレアチニン数値に異常ありで、「医療機関への受診をお勧め」という警告。慌てて、ネットで調べると、この値では「慢性腎臓病」に移行する可能性ありと出たので、大慌てで病院へ行くことに決めた。「腎臓内科」がいいと言うので、探したら、家の近くの東邦大学大橋病院にある、ラッキー!しかし、紹介状がないと予約できないので、いつものクリニックでそれをもらい(600円)、電話予約を取った。

この病院、2018年に新築され、今も真っさら、ホテルかと見まがうばかりで驚いた。大学病院は混むイメージなので敬遠してきたが、考えが変わった。建築時に、考えられるすべての要素を取り入れた感じ、一目で「何もかも新しい」という印象。やっぱり病院は清潔感が一番。そして、何でもがバーコード、慣れない私は「どこをどこに当てるの?」なんて教えてもらってクリア。機械で出来ることは全部機械にやらせて、人手を使わない。

肝心の診察だが、若いドクター、名前が常喜(じょうき)、「珍しいお名前、沖縄?」とすぐ聞いてしまう私、「いいえ、滋賀です」。【あけぼの会】は全国に会員がいたが、こんな名前は初めて。数値を見ながら問診の結果、「心配する必要はないでしょう」「えっ?そんな・・・」どうもないと言われて文句言うのは無駄なので、やめた。しかし、この病院でも再度検査するので、採血をして、腹部エコーというのを明日出直してすることになっている。

受け答えに私の癖で「ノーノ―ノ―」とつい、やっちゃったら、「えっ、英語の方が楽なの?」と聞かれて「楽ということはないですが勝手に出てしまう・・・」と答えると、そこから先生も英語で話し始めた。ジンゾーなんて忘れてしまって、英会話のお時間、結構楽しくて、よいムード。先生はパリで3年間修業され、世界中から集まったドクターたちとの会話は英語だったそう。「外国での生活は?」と聞かれ、「私、外国どこでも大好き」と答える。

外国へ行くと、頭のてっぺんから足の先まで覆うっている上着を一枚はぎ取った感じで、道を歩いても、フワフワウキウキしてくる。あの自由感は何なのだろう?常喜先生も同感だと言われた。日本は堅苦しい、面倒くさい、他人のことばかり気遣い、したいこともしない、言わない。勿論、だから良い国なのだけど、どっちでもいいことはどっちでもいいのだ。この単純明快の哲学が当前になっているから多分、外国は私には向いているのだと思う。

昔アメリカに住んでいた時、私を人に紹介するとき、「最も日本人らしからぬ日本人」と言ったアメリカ人がいた。思ったことをはっきり言う日本人は珍しかったからだろう。自分の考えを持ち、伝える。これが大事でなくて何が大事かと言いたい。血液など再検査の結果、来週もう一度、診察があるので、何か出たら、またお知らせします。 ワット  takakowatt@gmail.com

今日の一首:
あと先はわからぬ友も数枚を持ち来て互いの遺影をえらぶ   
 

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