世にも美しい紫、花々はどうして、<br>自分でこんな色を産み出すのでしょう<br>(前田こずえ・東京 2023/05/20)世にも美しい紫、花々はどうして、
自分でこんな色を産み出すのでしょう
(前田こずえ・東京 2023/05/20)
みなさん、こんにちは、お元気ですか?

私はね、大きな声で言えませんが、なんかコロナに罹ったみたい。先週土曜5/27の講演会のあと、寝る段になったら、急激にのどが痛くなり、取り敢えず風邪薬をのんで寝た。すると翌朝、全身が動かない、だるくて苦しくて、なんだなんだと呻きながら終日ベッドの中、翌日も同じ。それが日曜月曜。水曜になって、これはただものじゃないと自覚したものの、一人でどうしていいものか。風邪薬に加えて、こっそり、取り置きの抗生物質を一錠のむ。

3日(土)に来ることに決まっていた娘が私の悲鳴を聞いて、急遽、広島から駆け付けてくれた。そしてすぐに抗原検査、陰性、ネガティブ。それじゃあ、これは一体何?とぶつくさ言いながら寝る。翌木曜日、外へ出て歩ける気がしたので、いつもクリニックへ。すると、咳が出る人は裏口から、と言われた。「私、家でチェックしてOKだったから来たんですけど」と無駄な抵抗をする。病人はもっとおとなしくして。

結局、熱がなかったので、疑いが晴れて、ひどい風邪という診断で、のど、咳の薬と抗生物質をもらう。これなら私もこっそりではなく堂々とのめばよかった。一日二日で全快すると予測を立てると既に治った気になる。しかし、問題はここからだった。薬を丸3日のんだ日曜日、即ち今日になっても激しい咳が突如出て来て、止まらない。なんだなんだ、咳止め薬は全く効いていないではないか。再度、娘にチェックしてもらうが陰性。

体もだるいので、またしては寝てばかり。これがコロナ後遺症なのだ、他の症状が治っても咳は続くという。突然、あの講演会で私に濃厚接触した人たちは大丈夫だったか、心配になる。これを読んで、実は私も、という人が出て来るかも知れない。考えると私は一度も陽性反応は出ていない。だが、これはただの風邪では絶対にない。明後日6日(火)にイギリスへ発つ身。機内でこの咳が止まらなかったら、窓から蹴落とされてしまう。

飛行機に乗ったらすぐ、眠剤飲んで寝れば咳をしないか。なるようにしかならないのだから、ここからは5年ぶりのロンドンを想像して、ワクワクしよう。会いたい人たちが待っていてくれる。息子と孫のリラもいる。イタリア人のヤングボーイ、パオロにも会える。

実はまだパッキング何もしていない。明日一日で上手に詰めて、翌朝6時に家を出て羽田空港に向かう。どうかみなさん、私に力をください。次回はロンドンから第一報を送ります。

                                   takakowatt@gmail.com