日時:2024年7月28日(土)13:30~16:30
会場:あかし男女共同参画センター 学習室701A
参加:10名(会員9名、一般1名)

参加者13名の予定が猛暑の影響などで当日欠席が3名出たため10名での開催になりました。少人数のため今回は小グループに分けないで、県のピアサポーター資格のあるスタッフ2名を進行役として全体で話し合いました。
簡単な自己紹介のあと、ゆったりとした雰囲気の中始まりました。乳がん以外の病気を抱えながらの乳がん治療の体験や工夫していることなどの話があり、困った時は「がん支援センター」を活用したらいいと相談に行ったことのある会員さんから体験情報を聞きました。がん支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されていて看護師やソーシャルワーカーなどの専門家が相談員として対応してくれている。その病院に通っていない人や患者本人ではなく家族も利用できるとの事。そんな相談窓口があり、実際に相談に行った人の話が聞けて良かった!という参加者からの感想もありました。
転移が見つかった会員さんは、フェスゴという最新の治療を受ける予定で、それが皮下注射で投与時間が短縮されるなど患者の負担が軽くなる治療であること、しかし治療費が高額になるため高額医療制度を利用する予定であるなどの話をしてくれました。
乳房再建の話も出ました。地元の大学病院で自家組織を用いて再建をした話とあけぼの会本部のホームページなどにアクセスしたことをきっかけにあけぼの兵庫を知り、そこから展開があり東京のI先生の所でインプラントでの再建手術を受けた話などもありました。東京への通院も「歌舞伎」を観るなど自分へのご褒美をみつけながら楽しんでいるとの事。前向きに捉えているという話には、参加者全員がその「患者力」に共感しました。
あっという間の3時間でした。一般参加の1名の方は、帰りに入会されました。

【報告者】あけぼの兵庫 副代表 浜田敦子 akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp

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