日時 2025年2月16日(日)13:30~16:30
会場:神戸市立長田区文化センター4階会議室「あじさい」
参加:15名 (会員13名、一般2名)

 参加者15名、その内の2名は治療中の娘さんとお母様親子での参加。ご夫婦で参加くださった会員さん、1年ぶりに参加くださった会員さんもいて、まずは自己紹介をしながら病歴の話から楽しみにしている趣味などを語り合いました。

 乳がんの治療後、このまま過ごしていてはいけないと思われ兵庫県認定のピアサポーター研修を受講し、病院からピアサポーターを委託されるほど経験を積まれてきた会員さんに司会進行をお願いしました。

◆ご夫婦で参加くださった会員さんからは、「あけぼの会で助けてもらい感謝しています。」という言葉と共に「1日24時間、365日夫と一緒に戦いながら、夫婦で旅行したりして楽しんで生きています。」と話してくださいました。

◆会員さんの中には、自分が罹患しただけでなく家族が「がん」と告げられた方もいましたので、家族として感じていたことなどを言葉にされ、親子で参加くださったお母様に寄り添われている姿が印象的でした。

◆参加された会員さんの一人が「治療中あけぼの会で救われた。行事に参加することで元気をもらいました。」と話され「自分がしてもらったことを今度は、ほかの人にしているだけです。」と話されました。

◆初めて参加された方から、告知に渡された書類を見ても、書かれている単語を調べたりする余裕も無く、何を聞いていいのかもわからない等の胸の内を話されました。
 セカンドオピニオンを検討しても良いのではという話や、主治医に言いにくいなら、がん相談支援センターを利用してはどうか。という話や、まずはいまの主治医を信じて質問、疑問をぶつけて、主治医との関係性を築いてはどうか。など様々な話しが出ました。

◆最後に、川野代表から「治療法等を先生にお任せするのではなく、患者さんからも意見を言って欲しい。主治医に遠慮することはなく一緒に考えながら納得のいく治療を進めていきたい。」と顧問医からの伝言を伝えられました。

 再発治療中の方が治療と仕事の付き合い方を話されたり、今はまっている趣味の話をすることでその人の意外な一面に気付いたり、自分もやってみようかと思えたりしたのではないでしょうか。不安な気持ち等は一人で抱え込まず、あけぼのハウスへお越し下さい。お待ちしております。

あけぼの兵庫 副代表 高山美春(akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp

【参加者からの感想】
◇親子で参加して、いろいろ教えてもらって、参加してとても良かったです。
 (こちらの方は、あけぼの兵庫に入会され、来月の乳がん無料相談会にも参加予定です)
◇1年ぶり参加して、久しぶりに皆さんに逢えて嬉しくなりました。

 

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