日時:2025年10月15日(水)20:00~21:30(19:45~入室可)
参加:10名(内スタッフ5名)
今回はやや参加者が少なかったのですが、何回か参加している顔見知りの方も多く、和やかな雰囲気で始まりました。
はじめに参加者の自己紹介と近況報告を行いました。10月5日の全国大会の感想を話して下さる方も多く、充実した内容でとても良かったとのことでした。
◆はじめに
・顔面の帯状疱疹になってしまったが、初期に治療したのでひどくならなかったとのこと、がん患者は帯状疱疹になる確率が高いようで、気をつけたいものです。
・倦怠感があり、術側の胸のしめつけ感が続いている。
等のお話を伺い、この後、2つのグループに分かれてお話をしました。
◆1グループ報告:あけぼの岡山代表 槌田史子(akebonookayama@gmail.com)
・1年前の手術跡にまた同じ感触のしこりを発見し、再発を心配したAさんは、瘢痕(はんこん:傷跡)にリンパ液が溜まっていたことが分かり、今は安心して卓球など楽しんでいる。知らない方のためにも拡散したいと話されました。
・アンダーバスト付近にできた乳がんのことを紹介され、見落としがちになる箇所。マンモグラフィで挟めない場所のセルフチェックも大切だと皆で再認識。これはABCEFでも伝えます。
・術後5年、倦怠感で元のように動けないことに気分が落ちると語ったBさんには、化学療法終了1年経っても倦怠感と痺れが取れないCさんが「私は、今の自分に楽しい事だけをしている。無理に頑張らない。」「他人と比べない。元の自分(過去)とも比べない」と現在の心境を語られました。
坂本恵代表(あけぼの徳島)から『大事なのは今!』、今の自分を受け入れて、焦らず、今できる楽しめることを拾い集めていったら?との声掛けに、Bさんだけでなく、聞いていた私たちもなんだか肩の力がスッと抜ける思いでした。
◆2グループ報告:
・多発骨転移があった方は3年間イブランスなどの治療をした後にアバスチンとパクリタキセルをしたところ画像上でがんがなくなったので、原発の乳がんの手術を受けた。今は比較的副作用の少ないフルツロンとエンドキサン、ランマークとフェソロデックスの治療を続けているとのことです。
・パクリタキセルはビール350mlから500ml位のアルコールを含んでいるので、治療後はふわふわと酔っ払ったような感じになる等の話が出ました。
・抗がん剤の副作用で爪がもろくなって割れたり、段々ができたりするので、ジェルネイルをすると保護になり良かった。血中酸素濃度測定にも影響なかった。ただ、剥がすときに痛めないように注意している。口コミで上手な専門家にしてもらうとよい、とのことです。
◆おわりに
最後は坂本代表(ヨガインストラクター)の指導で、簡単な背骨をほぐす体操をみんなで行い、終了となりました。
オンラインあけぼのハウスは偶数月の原則第3水曜日の夜に開催しています。あけぼの会の会員でしたら、全国どこからでもご参加いただけます。
報告:あけぼの神奈川 共同代表 牧野葉子(akebonokanagawa@gmail.com)