日時:7月16日(土)AM9:30~11:30
会場:ハートフルスクエアーG クラフト室
参加:(会員6名 一般3名)

 5月8日(日)開催に続いて第二回目の「あけぼのハウス岐阜」を開催しました。事前に岐阜新聞と中日新聞に「開催案内記事」を掲載して貰いました。
 事前申込は6人程ありましたが、やはり第7波のコロナ影響を受けて治療中の方や術後間もない方は遠慮されて、当日は3名、一般の方が参加されました。術後1ヶ月で高校生の娘さんと同伴で2名、転移した患者さんで治療が後1ヶ月で終わる方1名でした。どちらも「今後どうしたらいいのかわからない、自分と同じ体験者と話しをしてみたい、不安を少しでも安心に変えたい」と切実な思いで参加されました。術後間もない方は「退院後、心も身体(手術した手が痛くて上がらない)元気が出なくて心が折れる、娘さんにもこの現状をわかってほしい、話しを聞いてほしいから一緒に参加しました」と話されました。会員皆さんがアドバイスをすると最初の悲壮な感じとは違い、帰る時には笑顔になりました。今後も一緒になって頑張りたいと3人とも新規会員になりました。
                          あけぼの岐阜代表 橋渡智美 E-mail : akebonogifu_net@yahoo.co.jp

【参加者からの感想】
・術後1ヶ月の方の話しを聞き自分が初めて手術したばかりの不安な頃を思いだしました。
・娘をもつ親として相談者の方とかぶる質問内容でした。娘さんにも良い機会になったのではないかと感じました。家族、周囲の方々にも乳がんの事を理解して貰える場所として
 「あけぼのハウス岐阜」があり、本当に救われるいい場所だとつくづく実感しました。
・今回もハウスに参加された方は、スタッフが的確なアドバイスをしていたので、落ち込んでいた気持ちが更に元気になったと思います。参加された方には、体験した患者ではないと聞けないアドバイスが聞ける場所「あけぼのハウス岐阜」だとあらためて感じました。
・私自身も転移していて、治療の悩み、新たに就労したいが不安であると聞き、治療と仕事の両立に苦労した経験から、会社や同僚の理解がないと両立は難しいことも話しました。又、ハローワーク内に長期療養者職業窓口があることも情報として教えてあげました。
 第7波コロナ禍でありながら対面での相談ができよかった、悩んでいる人はどんな状況の中でもきっといるはず、だからこそ開催する意義があると思います。