3ヶ月ぶりの再会に笑顔も話も花咲きました3ヶ月ぶりの再会に笑顔も話も花咲きました日時:6月3日(木) 13時~ 14時45分
会場:滋賀県健康づくり財団 大会議室
参加者:会員10名(会員) ・健康づくり財団職員1名(管理栄養士さん)

 今年度初めての「あけぼのハウス」を3か月ぶりに開催しました。再発治療中の方、トリプルネガティブの方。術後の抗がん剤治療される方、数十年経った方と色々な状況の方が集いました。前半は皆さんの近況に耳を傾け,後半はHBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)の検査を受けられた方が話題提供してくださり、保険適用の範囲、陽性と出た時のこと等を話しました。
 
 関西3府県に出されている緊急事態宣言が延長される中での開催決定は難しかったですが、笑顔で帰られる皆さんを見送っていて、コロナ禍で集える場はやはり必要だと感じました。
【報告】菊井津多子 kikui@crux.ocn.ne.jp

【感想から】
・大変気分転換になっています。ありがとうございます。落ち込む気分から、パっ!と解放される気持ちになり、大事な時間だと思います。
・トリプルネガティブ乳がんの人が4人も集まっていて少し安心して参加できる。
・3か月ぶりに皆さんとお会いできて良かったです。遺伝子検査の条件に当てはまり保険適用を受けられた話は情報として頭の隅に置きたいと思いました。
・たった3か月なのにとても懐かしく元気に和気あいあいとお話が進み2時間があっという間に過ぎました。一番印象に残ったのは遺伝子検査が条件に合えば保険適用で受けられるということでした。
・皆さんに会えて、気持ちが軽くなりました。

【参考資料】遺伝性乳がん卵巣がん症候群の保険診療に関する手引き(日本乳癌学会)←クリック
BRCA 遺伝学的検査の保険診療と自費診療の区分 保険適応となるのは、乳がん既発症例の中では、以下のいずれかの項目に当てはまる方が対象です。
1. 45歳以下の発症 
2. 60歳以下のトリプルネガティブ乳がん 
3. 2個以上の原発乳がん発症
4. 第3度近親者内に乳がんまたは卵巣がん発症者がいる
5. 男性乳がん
また、卵巣がん、卵管がんおよび腹膜がん既発症例と従来からのPARP阻害薬に対するコ ンパニオン診断の適格基準を満たす場合に保険適用となります。 上記以外の場合は、すべて自費診療となります。