日時:4月13日(土)13:30〜16:00
会場:セントヒル病院(6F たかきホール)
参加:9名 (会員8名、一般1名)

講演①「最新の乳がんの話題について」
 講師:福田進太郎先生(セントヒル病院 外科医)
*乳がんは女性の9人に一人の確率で発症
*山口県の乳がん検診率は最低
*若年で発症、男性乳がんの場合、遺伝子検査が義務付けられている
*免疫チェックポイント阻害剤の治療は病理検査をしながら進める等々、丁寧に説明していただきました。

講演②「クリニック開業を通して見えてきたもの」
講師:深光 岳先生(ふかみつ乳腺クリニック 院長)
*深光先生の自己紹介
 2023年5月開院 患者さんのお話をしっかり聴いて適切な病院を紹介する。
 予後の治療を支えていく。
*ブレスト・アウェアネスについて
 ・自分の乳房の通常の状態について
 ・乳房の変化に気がつく→検査を受ける→早期発見につながる
 ・転移、再発しても前向きに治療をする
 ・日常から乳房を意識し、それを生活習慣にする
 ・定期的にマンモグラフィ、エコ-の検査を受ける

 講演後にの参加者からの質問に、福田先生、深光先生は真摯にお答えくださいました。

 また、セントヒル病院さんのご厚意で検査施設の見学もさせていただきました。検査技師の先生から、PET/CTやマンモPET装置について鮮明な画像などもまじえながら丁寧にわかりやすく説明してくださいました。患者に寄り添った施設と先生方々だと感じました。

 お話し会には、深光先生に参加していただき、適切なアドバイスをいただきました。
・近くてすぐ行ける所での治療をお勧め
・総合病院は年度で先生が変わる可能性がある
・検査の結果で一喜一憂しない
・本人に合った個別化治療をしている(乳がん患者のブログ等に書いてある治療は、必ずしも自身の治療に当てはまるものではない)

 最後はみんなでそれぞれの目標を発表して、明日への元気をいただき笑顔で家路につきました。

【報告】あけぼの山口副代表 棟居真理子 akebono.yamaguuchi@gmail.com

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