日時:2025年8月21日(木)
場所:神戸市総合教育センター
参加:先生方約100名

神戸市教育委員会がん教育研修会に講師として参加して、日ごろ学校でがん教育を担っておられる小中学校の先生方100名ほどにがん教育外部講師としてのお話をしてきました。

話した内容は、
 【自分の病歴~患者会に入会しての活動の様子】
先ずは、私の10年間の乳がん闘病体験を話し、患者会に入会してその後いろいろな活動をしている様子を交えながらがん教育外部講師として先生方と一緒に子供達とかかわりを持てたらと願うことを話しました。

【「がん教育」の定義と「がん教育」の具体的内容を確認】
がん教育の知識のところで、私達体験者が担える分野が、「がん患者の生活の質」と「がん患者への理解と共生」のところだと思うので、実際にあけぼの会の会員から聞いた話を例にあげてがん患者の生活の質とは何か、がんになって変わってしまった生活を理解してもらって共生したいことは何かを話しました。

 【私の考える外部講師を入れるメリット】
がん教育外部講師とは、医療者やがん経験者・その家族ですが、医療者を入れるメリットは教科書には載っていない話が聞けること、がん経験者からは知識だけではなくがんになった時の気持ちや元気になっていく過程の心の移ろい等を聞いて子供たちがリアルに感じることができることだと過去の授業の中での子供たちの感想を交えて話しました。

 【がん体験者として子供たちに伝えたいこと】
がん教育外部講師の私が子供たちに伝えたいこと5つを話しました。
今も、これからも身体を大切にして欲しい。
辛い事や悲しいこともあるかも知れないけど、負けずに生きて欲しい。
がんになっても、そこで人生が終わるわけではない。
身近な人が、重い病気になってもあなたの思いやりと優しさが生きる希望に繋がる。
たとえ残念な結果になっても、人が一生懸命に生ききったことは素晴らしい価値がある。

 【それぞれの得意分野を生かしたがん教育】
先生方は、日ごろ子供たちと接して子供たちの様子がよくわかっておられるので、医療者やがん経験者を上手く使ってもらってがん教育を実践的で効果的なものにしていってほしいと希望を伝えました。

 【こころを育てる がん教育を・・・】
最後に私は、がん患者の立場なので、がん「を」教えるのではなくてがん「で」命の大切さを教えたい。がんで命の授業をしたい。そして先生方と一緒にこころを育てるがん教育をしていきたいと締めくくりました。

子供たちにする授業と違ってお話をする対象が先生方だったのでとても緊張しましたが、先生方は私の話を熱心に聞いて下さいました。

【報告者】あけぼの兵庫 代表 川野紀子
     akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp

バナー広告

とどくすり

コム・クエスト

共同文化社

乳がん治療.jp

ヌーブラジャパン