日時: 3月9日(日)13:00~16:00
会場: 大宮ソニックシティビル 25階 日本生命会議室
参加: 96名 (会員 43名、一般 53名)
(埼玉県保健医療部疾病対策課 2名)
春のような日差しが温かい快晴に恵まれ、【あけぼの埼玉】の25周年記念講演会を開催いたしました。
最初に埼玉の紹介ビデオを上映し、持田代表より挨拶の後、芦村様(埼玉県の保健医療部疾病対策課)より
県知事からのご挨拶状を代読して頂きました。 ワット名誉会長(以下ワットさん)から、25周年への労いのお言葉、乳がん患者の方への力強いエール等を頂きました。
≪基調講演≫
・矢形寛先生(埼玉医科大学総合医療センターブレストケア科教授)より『乳がんの最新の情報』と題して、ご講演頂きました。乳がん治療の進歩が目覚ましく、ホルモン療法投薬の長期化、抗がん剤投与の時期や副作用の抑制の対処法等治療も変化していることを分かり易くお話頂き、治療の多様化は明るい光・希望となりました。
・儀賀理暁先生(埼玉医科大学総合医療センター緩和医療科/呼吸器外科)と正司侑子先生(日本音楽療法学会認定音楽療法士)より『緩和ケアが音楽を奏でるとき』と題して歌とギター演奏をして頂きました。がん緩和ケア治療は、今生きているあなたにスポットライトを当て、どう生きるかを考える。身体と心は一緒であり、音楽で支えることということで、美しい歌声を披露して頂きました。
≪患者と医師の対話(質問コーナー)≫
・矢形先生と儀賀先生に事前に受け付けた質問に答えて頂きました。 質問内容は、緩和ケアの受け方、リンパ浮腫、ホルモン剤の副作用、再発転移、腫瘍マーカーについて、手術方法の選び方等多岐に渡り約25のすべての質問を的確に分かり易く答えて頂き、どれも興味深い内容だったので参加者のメモを取る姿が多くみられてあっという間に時間が経ちました。 最後に、儀賀先生のギター演奏により全員で『365日の紙飛行機』を大合唱して閉会しました。 25周年記念にふさわしく中身の濃い充実した講演会となりました。
(報告:あけぼの埼玉 岩田裕子)akebonosaitama.net@gmail.com
【参加者からの感想】
・矢形先生から、最新情報を聞くことが出来て良かった。
・ワットさんのお言葉には力があって、腹が据わります。
・こんなに満足度の高い会はないと思います。ありがとうございました。
・ワットさんと言葉が交わせてとてもうれしかったです。
・とても内容の詰まった講演会で勉強になりました。色々な質問も参考になりました。
・【あけぼの会】の行動・運動・感動、主導権は自分という言葉が心に突き刺さりました。
・儀賀先生に感謝です。今日は、きれいな歌声を聞かせて頂きとても良かったです。
・ワットさんを始め持田さんのお話は、いつも大切な事を気づかせて頂き本当に感謝しています。
・またこのような勉強会を企画して頂けたら嬉しいです。