日時:2月23日(土)14:00~16:00
会場:きらめきプラザ2階 研修室
参加:15名(会員14名、一般1名)

岡山大学病院 乳腺・内分泌外科の枝園忠彦先生をお迎えして『転移性乳がんの病態と治療』と題した勉強会を開催しました。
まず、乳がんはなぜ再発するのか、治療の目的のお話から始まり、乳がんのタイプ別の治療法、具体的な薬剤、新薬、遺伝性乳がんの話題まで時間の許す限りお話くださいました。難しい免疫阻害剤や遺伝のお話は、図やイラストもご用意下さり、わかりやすく楽しく伺えました。     

お茶休憩(全体質問タイム)の後の個別相談でも、一人一人に丁寧なご回答をいただき、皆スッキリした面持ちでブースから出てきたのが印象的でした。    

患者は自分の身体の中で起こっている事、変化(病気のメカニズム)をしっかりと理解し、把握した上で治療に臨むことが大切だと思います。乳がん治療の進歩はめざましいです。希望の持てるお話が多く、皆が元気になった勉強会でした。    

今回、山口から和崎さんも参加してくれました。遠路ありがとうございました。                             
   (報告)あけぼの岡山 副代表 槌田史子  akebonookayama@yahoo.co.jp

【参加者からの感想】
・内容も盛りだくさんで、とても勉強になりました。治療の選び方もわかりやすく、新薬のお話では転移しても希望が持てると思いました。医療の進歩は凄いです。
・難しい内容もとてもわかりやすくお話くださり、未来につながる希望のもてるお話でした。
・再発・転移はがん患者にとっては、ずっと気になる事です。でも、再発しても自分に合ったお薬を使うことができれば、症状を緩和する事ができることがよくわかりました。
・お話を聞いて、心あらたに健康面、知識面、勉強になり関心を深めようと思いました。
難しい話題も分かりやすく教えてくださいました難しい話題も分かりやすく教えてくださいました先生を囲んでリラックスしながらお茶タイム<br>活発に質問が飛び交っていました先生を囲んでリラックスしながらお茶タイム
活発に質問が飛び交っていました