image4日時:11月19日(日)10:00~14:00  場所:長良東小学校グランド・体育館(岐阜市)
参加:会員3名(啓発活動の為のスタッフメンバー3人) 
一般100名(あけぼの岐阜ブースに訪れた人)

あけぼの岐阜代表 橋渡智美 E-mail : akebonogifu_net@yahoo.co.jp

 地域の「健康まつり」が昨年に引き続き開催されました、体育館内のブースには地域の病院、薬局、岐阜北警察署、メガネ店等が出展し、様々な健康チェックや相談などを行っている中、あけぼの岐阜も出展しました。会の紹介などの展示資料とスタッフが作成した手作り展示物(自己検診のやり方)をブースの横側にしっか貼りました。小学校での開催との事で、「子連れのお母さん、お父さん、若い世代でも、男性も乳がんになる可能性があります。自己検診をして下さいね。」とお声がけしました。

 又、「チラシを見て来ました!」とブースに沢山の方々が立ち寄ってくれました、「検査は受けないといけないですよね」とか「私、受けてきました」「迷っていて、なかなか行けないけど受けるようにします」等々の嬉しい声も聞かれました。

 その内のお一人さんが「何年も前から乳首から出血が続いています。検査を受けたが、結果を聞きに行かず、そのままにしています。」と話されました。その方は、この地域の方で母親が認知症になっていて、一時も目が離せない状況も話されました。「結果を聞くのが怖い、認知症の母親を一人で家において置けない」との事でした。きっとその不安な気持ちを抱えていてから、お話を聞いて欲しくて、あけぼの岐阜のブースに参加したと思います。その不安な気持ちをお聞きして「しこりはなくても、明らかに症状があるので検査を受けたのであれば、早急に結果を聞きに行って下さい。」とお話しをしました。お話しすると次第に納得されたようで、最初は不安げな顔つきでしたが笑顔で帰って行かれました。

 ちなみに昨年と同様にあけぼの岐阜のブースでは自己触診の仕方が書かれたティシュと手作りチューリップをブースに参加した方々にお渡ししました。子供さん達にはチューリップがとても好評でした。お母さんに自己検診の話をしていると子供さんも一緒になって耳を傾けていました。チューリップの花言葉は「おもいやり」です。

【参加したスタッフからの感想】
 《健康寿命を延ばそう,地域コミュニティーを深めよう》というコンセプトで、行われた長良東小学校健康まつりに昨年に続き乳がん啓発ブースに参加させていただきました。その中で印象的だった他にもみえました。自分の母親が乳がんの手術を最近受けて、家族が乳がん患者になった事で話しを聞いてほしいとブースに参加した若いママさん…つらいのは患者さん本人だけではないことを話し、家族の辛さを痛感しました。私達乳がん体験者の話しを聞いて落ち着いたようで良かったです。沢山の方々がなんとか時間を作って検診に行ってくださることを切に願いました。そして、この日100人ぐらいの方に配った啓発ティッシュを見て、自分の乳房に関心を持って下さる方が増えるといいなと思いました。