自分の体をしっかり観察し、一人で悩まず医師に伝えることが大事と話される小島先生自分の体をしっかり観察し、一人で悩まず医師に伝えることが大事と話される小島先生日にち:4月23日(日)
会場:大橋会館

2017年1・2・3月のあけぼのハウスは、事務所で人数限定の開催でしたので、4月は東京慈恵会医科大学付属病院麻酔科学教室講師の小島圭子先生をお招きし、「がん患者の痛み」についてご講演をお願いしました。
 
乳がんの手術後「乳房切除後疼痛症候群」で広範囲の痛みに悩まされる方は多く、長く続く慢性疼痛には、抗うつ剤が処方されることもあるそうです。
 痛みとのつき合い方は、「我慢しない・あきらめない」こと。
まず治療で痛みを軽減。ストレッチは有効。
自分の体をしっかり観察し、再び痛むときは再発のサインの可能性もあるので、一人で悩まず医師に伝えることが大事!と話され、その後も参加者からの質問ひとつひとつに丁寧に答えていただきました。
 
休憩前にワット会長が名簿片手に、参加者36人ひとりひとりに声掛け。軽妙な語り口に初めて来た方も緊張が解けて笑顔に!
休憩後は①術前、待機中②再発治療中③術後日が浅い④再建⑤その他、とにかくしゃべりたい⑥先生を囲んで、の6グループに分かれて話し合いタイム!皆さん熱心にしゃべって、聞いて、メモして、笑って、ちょっぴり涙ぐんで…。
会場内は熱気で「暖房中?」「いぇいぇ冷房中!」終了予定時間を大幅に超過して、お開きとなりました。
 
当日の夜に会員の方から「本日もとても良い会でした。今日はあまり具合が良くなかったのですが、ハウスの3時間の間に回復し、本当に笑顔で帰路に着きました。有り難うございました。」のメールが届きました。
 小島圭子先生ありがとうございました。    (報告:事務局スタッフ 島崎亮子)

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