私の好きなショッキングピンク!<br>  ――雨の中でも輝いていたい私の好きなショッキングピンク!
――雨の中でも輝いていたい
撮影:前田こずえ 2021/6/13
イギリスはデルタ株の感染が急拡大しているので、日本への「渡航中止勧告」の国に指定された。だが「イギリス選手団は日本に到着後の6日間の隔離の必要はない。何故なら、IOC(国際オリンピック委員会)に連絡し、隔離は不公平だと伝えたら、IOCは、その通りだとすぐに認めた」というのだ。エッ?数日前に見つけたこのニュース、消されたのか、もうどこにもない。ウヤムヤの靄の中、イギリス選手団はひそかに入国するのだろう。

海外メディアは日本の感染が止まらない中、オリンピックを開催するのはどうかと思う、と強く疑問を呈しているが、かといって、自国の選手団を送るべきではない、とまでは言っていない。これが歯がゆい。日本の水際対策も不完全さが先日のウガンダ選手で露呈してしまった。これからどっと7万人も入って来るというのに、誰がどう水際で抑えるのか。

アメリカが大変なことになっている。マイアミの高級コンドミニアム(賃貸ではなく買取りマンション)12階建ての一つの側面が一瞬で崩壊、がれきの山と化している。生存不明者が159名、現時点での数、ここには住人だけでなく、バカンスで滞在していた人もいるので、確かな数が確認できない。72時間生存説があるが、今50時間以上経っている。探索犬も使って、一人でも救い出したいと必死の救出活動。だが、がれきはビクともしない。

建物の残りの部分が作業をしている人の上に降って来ないかとか、部屋のドアを開けたら、向かいの部屋が消えていた、とか怖い話をしている。なぜ一部分だけ崩壊したのか、原因追及の段階に入っている。1人でも救出されれば世界中が歓声を上げるのに。しかし、つい先日のイスラエル、パレスティナの爆撃の応酬でパレスティナ側の建物が幾つも破壊され、232人もの死者が出たことはもう忘れられている。あの時のがれきの山はかなり衝撃的だった。あきらめたのか、救出作戦などは映らなかった。世界は不公平にできているのだ。

ジョージ・フロイド氏を殺害した警察官に刑期が下された。22年半。この手の刑は15年~40年と法律で決まっていて、30年の求刑をしたのに減らされたので、全面的には喜んでいない。しかし、ミネソタ州においては、今までの似た判決の中で最も長い刑期なので、少し救いになっている。(私はテレビの見過ぎですぐ想像してしまう癖があるのを断って言いますが、刑務所の中で牢主のような黒人がいて、こんな人をすぐ消してしまう?)なんて何の話をしているのでしょう。それにしてもあの小池知事さん、具合はどうなのでしょう?   ワット takakowatt@gmail.com

今日の一首:
魂の灯火管制一年半 意志も望みも友さえ断たれて   
 

              これまでの今日の一首  2018年12月〜2019年12月
                  2020年
                                            2021年            

――前田さん、紫陽花の写真ありがとう、あなたはプロ級、また頼みますね。