●今年も余すところ10日。気ぜわしい今日、私は朝から渡英のスーツケースを詰めて、午前中のヤマトの回収に間に合わせるのに必死の作業を始めるところ。つい最近、ANAは「手ぶらサービス」という自宅で預けた荷物が到着地の飛行場で受け取れるシステムを始めた。従来は空港まで運んでくれるが、空港で自分で引き取って、カウンターへ持っていく。この労力が省ける。クロネコなど宅急便コーナーは空港の端にあって、カウンターは反対側の端っこなので、成田第一ターミナルのだだっ広い空港内、荷物移送が大変だったのだ。

●その代わりに回収が出発3日前。このシステムを人に勧めると、誰も、そんなに早くから準備できないと取り合わない。うちの子供たちもそうだが、大体の人は寸前までスーツケースのジッパーを閉められない。しかし、これも慣れ、今日出発すると思って、閉めてしまえばいいのだ、と私はこの恩恵にあずかっている。本当のところ、我が家は4階でエレベーターがないので、20キロもあるものを自分で上げ下げできないのだ。スーパーの買い物も配達してもらえるので助かっている。あと重いもの、猫砂なども、みなネット購入。

●泣いても笑っても2013年が終わる。あけぼの会では35周年という節目の年で、大きなイベントをこなし、好評を得たので、何かしたという達成感はある。会員のみなさんには「あけぼのニュースNo.132、記念大会特集号」がもうすぐ届くので、得とごらんあれ!力作ですよ。疲れ果てましたが、みなさんが待っていると思うと、頑張りが湧いてきました。

●11月のあけぼのハウスに来た人が大変な病状で、ハウスに来て話ができて本当によかったと喜んでいた。ああいう人を助けてあげる会なら大いに意義はあるのです。また術後12年もたってから反対側にしこりが見つかって一からやり直し、あけぼの会があってよかった、と言った会員もいた。でも新規に入会する人がめっきり減っていますね。

●患者が様変わりしてきたと私が断定していますが、実は会に携わっている人たち(主に全国の支部長たち)が変わってきた?早い話、飽きてきたのではないか。それで、できることなら全員一同に会して結団式をしたいところ。でも、あけぼの会は全国ほとんどの県に支部があるので、現実問題として、全員集合の経費が恐ろしくてできない。大体、全体会議をする意義があるのか、これがわからない。

●これは内輪の話ですが、最近、支部長たちが本部に何も言ってこなくなった。どうしたのでしょう、自力で活動するのはよいのだが、連帯感が薄れていることがさみしい。事実、何をしているのかまったく伝わってこない支部もある。何でも長く続けていれば、惰性になり、高揚感の維持は難しくなるのは当然で、これは私自身の悩みでもあります。

●新年がそこまで来ている。何をすればいいのかで悩んでも答えは一つ。日本の乳がん患者のためになることをする。そんな会でなければ。今までと同じこの根本理念はしっかり握りしめて、新年の幕を開けよう。みなさん、よいお年をお迎えください!私は23日に成田から飛び発ちます(20日出発の予告は大いなる勘違いでした、ごめん。ニュースレターの感想をイギリスまで送ってください、きっとね)

Mailto
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表参道・ウイメンズプラザ前  2013.12.25:撮影・事務局スタッフ下川恵子