12日、会員たちが泊まっている市庁舎前のプラザホテルへタクシーで急行、山崎さんと富樫さんと私3人、パクさんにあかすりに連れて行ってもらった。垢も落ちたけど、疲れも取れた。急遽タクシーで飛び帰ると、Suzan G. Komen財団主催の昼食会、日本の弁当とそっくり弁当になんと味噌汁付き、食べながら財団代表の話を聞く。なんたって全部英語ですからね。疲れる。夜は今度は学会会長招待のレセプション。でも九州からの光山先生、西村先生、大阪の稲治先生、のテーブルに同席させてもらって光栄。

 運命の13日、この日の発表のために私は招かれて、五つ星ホテルに滞在させてもらったのでした。今年韓国ではじめての「国際乳がん学会」10月11日~13日まで開催、最終日に4カ国、韓国、台湾、マレーシア、日本の患者会の活動をパワーポイントを使って紹介、私は最後から二人目、緊張で息が出来ないほどでしたが、やはり本場に強い私、韓国聴衆から絶大なる拍手をもらったのでした。大役終えて、すぐにパクさんト空港バスで仁川空港へ向かう。そして、空港レストランでようやく夢に見たビビンバとレー麺を食べたのでした。

 14日久しぶりの我が家で目を覚ます。ふと、もう何も考えなくてもいい?と安堵の吐息。ところがどっこい、これから一山あるのをすぐに思い出す。そうです、みなさん「ピアノコンサートとパネルディスカッション」肩の力を抜いている場合じゃない。予測していたマスコミの反応が意外や意外少なくて、これでは人が集まらない。638人入りの朝日ホールでございます。どうしよう、あけぼの会がはじめて試みる善意の無料コンサートだというのに、新聞社も読者に案内してよね。読売、毎日、産経はありがとう。ケチは朝日新聞。

 21日(日)、そのケチな朝日新聞仙台フェスティバルに雇われて行ってきました。セクシーな村井国夫さんと30分対談。好評だったと思いますよ、自己採点。村井さんも私にいろいろ聞かれて答えるのはまんざらイヤでもなさそう。顔もいいのですが、なんと言っても声が魅力的、そこで、ご本の1ページを朗読してもらうのです。会場がシーンと静まる。みなが聞き惚れて。筋書きをもらうわけではないので、進行はみな私が考えるのですよ。偉いですね。明日27日(土)は神戸会場で奥さんの音無美紀子さんと対談。今年最後の巡業。

 どうでしたか、私の狂った2007年10月の報告。お疲れさまでした。ここで、みなさんにまたおねがい一つ、10月30日のピアノコンサート、まだ空席が100あります。「再発患者のための・・・・」で再発患者さんに限定していましたが、残り4日と迫っていますので、かくなる上は「どなたでも」にします。なんと言ってもピアニスト、遠藤郁子さんに会って、そして、彼女の弾くショパンに酔っていただきたい。

 次いで、再発患者二人の克服体験談を聞いて、日本を代表するドクター、中村先生と渡辺先生のお話を聞いて、これからの生きる知恵と勇気を持ち帰ってほしい。

 今回の催しを無料に出来たのはひとえに会に寄附をくださっている二つの会社、エスティローダーグループ社とアメアスポーツジャパン社のおかげです。寄付金をどのように世の中に還元できるか、考え抜いて思いついた企画です。一人でも多くのかたに恩恵を浴びてほしい、これが私たちの願いです。当日会場へ直接お越しください。お待ちしています。

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