◆今朝は早朝から台風による大雨に恵まれて少しの涼感あり。連日猛暑の中でのオリンピックも今日が閉会式、「何事にも必ず終わりがある」を実感しています。TVの競技観戦で、退屈な自粛ライフにコーフンがもらえましたね、でも何か虚しい。やはり知的充実感がないからでは?そんな虚しさを感じている人がいるのではと思い、いつもより気合を入れて書いています(と言うのは構えだけで、私の思考力は宙をボーっと遊泳している)
◆「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ(米の自由主義神学者、R.ニーバー)。これは<ニーバーの祈り>として知られ、第二次世界大戦時、この言葉を記したカードが兵士たちに配られた。戦後はアルコール依存症患者への断酒メッセージとなった。昨日、偶然観た「愛しのシバよ帰れ」(1952年)の映画の中にこの言葉が出て来て、感動した。アルコール依存者に向けて「自分は変えられる。勇気を持って変えよう」というメッセージとして使われたのだろうか。
◆「変えられるものを変える勇気」、私たちの問題はただ平々凡々と生き、日常に、将来に、変えられるものがあることにも気づかないことではなかろうか。コロナ恐怖が始まって1年半以上の日々、自己を従順と無変化の中に閉じ込めてきた。自己主張も抵抗も意味を持たないから、仕方がない、で片づけられる。まずは自分の中に「変えられるもの」があるか、考えてみよう(哲学的ではないのですが、私は導眠剤の習癖を断つべきだと思っている)。
◆トルコで7/28 に発生した山火事が今も続いている。隣国ギリシャでも同じく山火事が起き、今日で6日目、47度にまで達した記録的熱波と強風に煽られて、収束は程遠い。米カリフォルニア州北部でも先月中旬に始まった大規模な山火事が収まらない。火災の規模は同州史上3番目と言われるが、それがどのくらいの規模か想像もつかない。また「炎の竜巻」と呼ばれる火災旋風が起きている可能性があるという。これは山火事による空気の過熱が原因だそう。「火災旋風」という言葉も初めて聞く。真夏に世界が燃えている。
―――このページに何を書くか、毎回なかなか決まらない。更新を待つ人たちがいてくれるのを知っている。何も言わないで待っている。何か言ってくれれば、ヒントがもらえるのに。好きで書いているのだから期待してはならないと言われ、諦めている。いい加減止めたいのだが、止めたら、世間との繋がりがなくなりそうで、それも悲しい、ので書いている。 ワット takakowatt@gmail.com
――私も自分の考え方や行動を変える勇気を持ち、
他人の考え方や行動を受け容れる冷静さを持ちたいものです(和崎・HP担当)
今日の一首:5時時報ワイン飲もうよ夏の夕 カンツォーネ歌い独り祝宴
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