晩秋の百日草にも癒されて<br>撮影:前田こずえ(東京)晩秋の百日草にも癒されて
撮影:前田こずえ(東京)
全国のみなさん、こんにちは、

寒くなりましたね。今朝5時半の東京は8度、ほぼ冬支度で公園に行きました。年を取ると、風邪を引くのがすごい恐怖で、用心するようになっています。北国ではもっと寒いでしょう。暑い暑いと唸っていた夏の日がウソのよう、季節は必ず巡って来る。

大学で寮住まいの孫のリラが毎週末来て、金曜に来れば2泊、土曜なら1泊して帰る。オンライン授業をリビングのテーブルで始めると、居づらくて、ベッドルームへ隠れる。自分の家なのにナンダナンダ。画面を見て、突然話したり笑ったりする。自分ではやらないので、ただ気持ち悪い。2年目の学生生活、寮にいても結構、自屋で同じシステムらしい。来年度は外国の大学に1年行く予定。4年の内、コロナのせいで、半分はオンラインが主で、プラス少しの対面授業で終わりそう。不運で不平等、取り返しがつかない年月なのに。

神奈川から佐渡のおけさ柿が届いた。彼女の父が佐渡から柿の苗木を持ってきて植えてくれたのが毎年実を付けていた。でも今年が最後かと言う。木も古くなったし、自分も老いたからと。私たちは高校の同級生、思えばいととし60年以上になる。ある秋の日、彼女がお母さんと稲刈りに行っている間に私が訪ね、留守だったのに勝手に家に入って、カレーか何か作り始めていて、二人が帰ると屋根の煙突から煙が出ていたのでビックリした、というエピソードがある。私は小さい時からどこへ行っても、思いついたことをパパっとした。

ここからは群馬の本田攝子さん(あけぼの群馬代表)の俳句をご紹介!
――吾亦紅少し自分が好きになり(朝日新聞・上毛俳壇に掲載)
――自画像の野十郎にも秋日射す(高崎市立美術館で開催の「高島野十郎展」で入選)
スゴイですね、プロ級です。俳句は短歌より難しいと思う。短い5/7/5に物語を凝縮して、しかも季語を入れるルールもある。それで、思ったんですが、みなさんの中でも俳句か短歌を習っている人、おられるでしょう。作品を送ってください。短評会をしましょう。

東京の感染数が本日19とか。ウソでしょう? でも本当らしい。ならば、そろそろお集りを始めてもよろしいのでは。長い間、誰にも会ってなかった人、いますよね。さみしかったですよね。何か考えます。再会しましょうね。     ワット  takakowatt@gmail.com

今日の一首:
玄関で手を付き猫がわれを待つ 父待つ子らがいた日懐かし   
 

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