撮影:Mr Sandy Watt撮影:Mr Sandy Watt

ブルージュの旅
みなさん、ブルージュへ行って来ました。奥ゆかしい中世の街をひたすら散策して、観光ボートで運河めぐり、鍋のまま出てくるムール貝のワイン蒸しを食べて(これにはどんぶり一杯のフレンチフライが付いてくる)・・・今、追想するにあれは夢の世界だったのでは?戦争で爆撃を受けなかったので、建物、町並みが全部映画の世界、12世紀に建てられたヨーロッパで一番古い病院もあり(今は歴史館になっている)、レンガの建物は何百年経っても平気なのだ。中に一軒だけ表を木で覆った芸術的建物があったけど、火事が危ないから、すぐに禁止になったという説明、すみません、日本は殆ど木造なんですけど・・・

あけぼの会のみなさんを連れてきたいと思いましたね。ロンドンから2時間と言いましたが、あれはブラッセルまでで、そこからまた電車乗り換えて30分。しかし、観光客が、わんさかいて、8月になったらもっと混むので、7月でよかった。その数、年間700万というから半端ではない。ホテルもレストランも恐ろしく高くて、なんでも円に換算していたら、息が止まる。子供たちが払ってくれたので、ケチな私は怖くていちいち聞かなかった。

人々は自転車で通勤までしていて、それが日本のママチャリスタイルではなく、荷物は後ろの両脇に格好いいバッグに入れていて、ネギの頭が見えたりしない。車も走る道路をスイスイ、しかも二人で会話しながら、スピード出して走っていた。エコの国なんだろうか。以前デンマークも自転車通勤ラッシュアワーを見て、その勇ましさにびっくりしたけど、ここもすごかった。日本人の観光客もボチボチ見かけました。またレストランで隣に座った若いカップルはマニラで先生をしているカナダ人、ブルージュが気に入って、マンションを買っていて、学校の休みのたびに来るという、なんという自由な発想と生き方、うらましくないですか?
帰国が明後日に迫ってきました、今回は2週間の滞在があっという間に過ぎて、もう帰る準備を始めないと。from ロンドンはこれでおしまいか?   ワット  Email:akebonok@d9.dion.ne.jp

 

 

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