あけぼのハウス兵庫in明石 グループに分かれて日時:2023年7月9日(日)13:30~16:30
会場:アスピア明石北館 あかし男女共同参画センター 学習室702
参加:15 名 (会員13名・一般2名)

 数日前から雨が続き皆さん来れるかと心配しましたが、家を出るころには雨も止んでホッとしました。日本標準時子午線の町明石での開催です。初参加の会員さん3名と 一般参加の方2名は、ドキドキすると言いながらもすぐに仲間と打ち解けて楽しくお話をされていました。

 今回も県の認定ピアサポーター会員さんに運営してもらいました。まず自己紹介をして、その時に出た話題や悩みを中心に3つのグループに分かれてお話しました。

①ホルモン剤の副作用について話すグループ
②リンパ浮腫の悩みについて話すグループ
③ QOLを保ちながら、いかに日々の生活を過ごしていくか考えるグループです。

 ①では、タモキシフェンの副作用でホットフラッシュや気持ちがイラつく現状とそして子宮体癌の不安を、アロマターゼ阻害剤を服用の方は手足のこわばりや関節痛がねと話されていました。多数の人が体験することだと理解はできていても現実問題として直面したらやっぱり辛いねと共感し合っていました。自分たちでしている緩和策なども話していました。
 ②では、自分たちの腕を見せ合って、お互いの浮腫の度合い確認をされていました。寝る時はタオルを丸めてその上に腕を載せるとか脇がゆったりしたデザインの服選びの工夫など自分達ができる対策を話していました。
 ③では、10日後に手術を控えた一般の方が不安な気持ちを涙で語られて手術までの日々の過ごし方を体験者に聞きたいと言われました。また再発してから入会された新入会員さんがエンドレスの治療中に自分らしく生きるにはどうすればいいか模索されていました。乳がんになっても上手に豊かに生ききることは私達の課題だと思いました。

 最後に全体会に戻り話し合われたことや自分の気づきなどを話しました。それぞれが自分の気持ちを正直に話せてそれを仲間が聞いてくれ、きちんと受け止めてくれるような雰囲気作りができるように成長してきたあけぼのハウスのスタッフに感謝をして終わりました。

【報告者】 あけぼの兵庫代表  川野 紀子
      akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp

※参加者の感想は書いてもらわず、自分のお土産として持ち帰ってもらいました。

 

バナー広告

共同文化社

コム・クエスト