あけぼのハウス兵庫in西宮
日時:12月3日(土)13:30~16:30
場所:西宮市立中央公民館(プレラ西宮)603号室
参加:17名(会員 15名・一般2名)
12月3日(土)西宮で今年最後のあけぼのハウスを開催しました。
兵庫のあけぼのハウスは、県を東・中央・西に分けてご自分の住んでいる地域から近いところで参加できるように配慮しているのですが、HPを見て今回の西宮会場にわざわざ加古川から片道1時間半かけて来て下さった人もいました。また初めて参加したという方も5人いてコロナ禍でも自分が困ったり悩んだりしている時は同じ体験をした人に会いたい、話がしたいという気持ちが優先することを実感し、あけぼのハウスの重要性を再認識しました。また術後間もない37歳と38歳の方が参加されて、今後はAYA世代の方々にも対応していかないといけないと思いました。
今回はいつものやり方と少し変えて全員の自己紹介の後、初めて参加された人の希望を訊ねてそれに基づいて
①トリプルネガティブ乳がんの人(5名)
②ホルモン治療中の人(5名)
③術後QOLを保ちながら日々生活する人(7名)
の3グループに分かれて話し合い、その後再び合流してそれぞれのグループで話し合ったことを発表して、他の人の意見も聞きながらみんなでその内容を深めて話していきました。
小グループに分けることによって、自分が一番知りたかったことが聞けて、一人一人が思っていることを充分話せ聞いてももらえたようで、新しい試みもまずまず成果がでたように思いました。
【報告者】あけぼの兵庫代表 川野紀子 akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp
【参加者からの感想】
・トリプルネガティブの人に初めて会えて嬉しかった。トリプルネガティブは予後が悪いと悲観していましたが、元気な先輩方の姿を見られてお話が聞けて良かったです。
・患者会に参加するのは今回が初めてで、緊張と不安もあったのですが、皆さん親身にお話を聞いて下さり心から安心しました。
・オンラインはオンラインの良さもありますが、対面で行う患者会は、なんというか、会場自体に相手を思いやる気持ちが満ちている気がして、その場にいるだけで、不思議と気持ちが和らぎました。
・治療後5年以上経ったサバイバーの方も多く、皆さん溌剌とされていて、そんな様子を拝見して元気をいただきました。