日時:5月8日(日)AM9:30~11:30
会場:ハートフルスクエアーG クラフト室
参加: 14名 (会員 10名、一般 4名)

 3年ぶりに「あけぼのハウス岐阜」を対面での相談窓口に開催しました。
 事前に一般の方から4名申し込みがあり1名はキャンセルになりました。事前に申し込みされていない方が1名参加されました。
①2名の方はトリプルネガティブ乳がんでした。同時両側乳がん術後3年で34歳、お子さんが4歳で、壮絶な抗がん剤治療を無我夢中で終わり、今一息ついたところで、就労について等々の今後のどのように乗り越えて行ったらいいのか、不安な気持ちを話されて、アドバイスを求められました。もう一人の方は術後1年で、精神的、肉体的に相当悩みがあり終了時間がすぎても帰る気配もなく困ってしまいました。ずっと話しを聞いてほしい状況でした。
②術後3年の同時両側乳がんで、病院についての不安等々(個人病院にかわりたい)
③51歳で針生検出し結果待ちで乳がんだったらどうしたらいいのかという不安な気持ちを聞いてほしい等々

※新規会員2名も初めて参加し、初顔合わせとなりました。

あけぼの岐阜代表 橋渡智美 E-mail : akebonogifu_net@yahoo.co.jp

【参加者からの感想】
 3年間、コロナ感染で振り回され開催できなかった『あけぼのハウス岐阜』が開催できました。
 いつもオンライン開催で顔を見ていた会員と久しぶりに直接話ができた事はとても嬉しかったです。
 初めての相談者が4人参加しました。
 私が担当した相談者は「1年半前に乳がんになってコロナで人と接することができず、手術側の痛みと上肢が上がらない事で悩んでいた。ここに来て話を聞いてもらい良かったです」と笑顔で話されました。
 コロナ禍で自粛が長引くことで、一人で悩み苦しんで見える人が多くおられると思います。
 同じ乳がん体験者と話しをすることで、悩みが解決できて元気をもらいます。
 そして、対面の良さは「顔の表情を見て話が出来る」こと、「寄り添って耳を傾ける」この事を久しぶりに開催してつくづく感じました。患者会の良さはまさに「心」が通うこの場所を提供する、重要性もあらためて必要不可欠な事だとも思いました。