日時:2月12日(土)13:30~16:30
会場:神戸市立長田文化センター 4階会議室「あじさい」
参加:8名(会員7名、一般1名)
今年最初のあけぼのハウス
今年最初のあけぼのハウスは1月に予定していた新年会(ランチ会)だったのですが、あまりにもオミクロン感染者が急増して、5人以上の宴会は2回のワクチン接種証明がいったり、仕事を持っている会員さんは職場に届け出が必要だったりしたので中止しました。
だから2月のあけぼのハウスが今年最初の行事になりました。それでも毎日5000〜6000人の感染者がいて、細心の注意を払いながらの開催でした。昨年末と今年になって入会された新入会員さん2名と入会を考えていると来られた1名の計3名の初参加の人たちを、5人の会員が話を聞く感じで進めていきました。今回も県のピアサポーター認定資格を持ったスタッフがハウスの進行を担ってくれました。
初参加の人たちに共通していたのは、術後日が浅く不安な気持ちを抱えているので同じ体験をした人と話がしたいということでした。いつの時代も乳がん患者が最初に思うことには変わりがないと思いながらみんなでその気持ちを共有しました。
・術側の脇に鉄板を挟んだ感じが取れなくて腕が重だるい。
・放射線を当てたあとがピリピリして痛みを伴う。皮膚が黒くなっている。
・抗がん剤の副作用のしびれが取れない。
体験者は経験からそれらは個人差があっても、日にち薬で日が経つと共に徐々に収まっていき、ある日気が付いたらあれ治ってきていると感じる。でもご本人たちはその一つ一つの状況の先が見えないから不安を訴える。ひとしきり話を聞いて「私達もそうやったね。」 会員のその一言で救われ笑顔が戻る。話言葉だけではなく視線や動かした指先からも伝わるこの温かい空間、今回も居心地の良い会になりました。
(報告:代表 川野紀子 akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp)
【参加者からの感想】
・病院に置いてあったワットさんの本からあけぼの会を知り、兵庫に繋がることが出来ました。これからもよろしくお願いします。(以前の顧問医高塚先生が退任のおりワット会長の著書を数種類外来の待合室に置いて下さったようです)
・初めて参加しましたが、これからは行事に出てきて会員の皆さんと交流を図りたいです。
・来月のあけぼのハウスにもう一度参加させてもらって入会の有無を決めさせていただきます。