8月23日(日)のあけぼのハウス東京は、大橋会館にて開催されました。

佐野宗明先生(埼玉協同病院・元新潟がん検診センターセンター長)を講師にお迎えしての「公開質問会」。
今一番知りたいことを事前に事務局に送っていただき、お答えしていただきました。

 参加者から質問で多かったのは、やはり術前・術後の治療について。
先生はガイドラインに沿ってしっかりした治療計画が立てられるので、心配しないで受けてくださいと。
副作用に関しては、吐き気には制吐剤がよく効くが、タキサン系の抗がん剤によるしびれは、個人差もあるが5年ぐらい続くこともあると。また「ホルモン剤を飲むと太るの?」には、太る薬もあるが、ほとんどは太りません!との答えに、会場内がざわつきました…

休憩を挟んで後半は、男性の乳がん患者の体験談・再建者からのアドバイス・セカンドオピニオンの受け方・オンコタイプDX検査の詳しい説明・個別の相談と盛りだくさんの内容でした。

翌日、初めて参加した方からメールが届きました。
「佐野先生から直接お話が聞け、質問もお答えいただきとても贅沢な時間でした。参加された皆さんの貴重なお話を聞くことが出来て、大変参考になりました。大勢の仲間がいることを励みに、これからの治療も頑張ります」
佐野先生、ありがとうございました。           (報告:あけぼの会・事務局スタッフ 島崎亮子)
正面、皆さんからのたくさんの質問にお答えくださる佐野先生正面、皆さんからのたくさんの質問にお答えくださる佐野先生