今日は2014年最後の本部主催 <あけぼのハウス>、全国にお知らせはしたのですが、やはり参加者は東京、神奈川、千葉、埼玉限られて、他の県のみなさんには申し訳ないと思った次第です。今日は最初めいめいが立って、どんな問題、何を知りたいのかを話してもらって、それに合わせてグループ分けして、思う存分話すという設定。グループは5つ、①再発治療中5人 ②再建希望1人 ③トリプルネガティブ5人 ④胸に赤い発疹が出来ていて非常に痛い―しかし、主治医は取り合ってくれない5人 ⑤精神的不安からなかなか立ち直れない→多数。1時半に始まって、4時までみっちり話してもまだ足りない雰囲気でした。共通項を絞ったのがよかった。

再発グループからは「再発すると、治療はエンドレスだから・・・」と声が聞こえ、何とも辛い気持ち。トリプルネガティブの人たちはみな初対面なのに、共通の悩みで話しが尽きない、赤い発疹は写真を見せてくれましたが、思わず目を背けたくなる、しかも痛みを抱えているなんて、これも辛すぎる。辛いはずなのに、誰もが明るく、ニコニコ笑って、がん患者っぽい人は一人もおらず、お見事! 世の中の人に見てもらいたかった。

来年の<あけぼのハウス>はカリキュラムをきちんと組んで、乳がんを基礎から勉強し直してはどうか、そうして、主治医と上手に会話が出来る賢い患者になる。あけぼの会の最大の目的は賢い患者を育てることだ、の思いを新たにした一日でした。

報告:会長・ワット隆子

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