第2回 あけぼの大阪、あけぼの奈良、ぎんなんの会、合同企画勉強会＆相談会
報告：あけぼの奈良・副代表 西山きよみ
「質問に答えてくださる高島先生」テーマ：「乳がんの最新情報」
日 時：４月23日（日） 13：30～16：00
会 場：奈良県女性センター講座室１・２
参 加：33名（あけぼの大阪11， 奈良９， ぎんなんの会１１， 一般2）
講 師：高島 勉先生(奈良県西和医療センター乳腺外科部長)
5月の連休明けには、コロナも「５類」に引き下げになり、インフルエンザと同じような扱いになるようですが、ここ奈良県女性センターは、奈良の観光地の出発点という近鉄奈良駅のすぐそばにあり、外国人の観光客も多く、皆さんの参加が少ないのではと懸念されました。 が、前回の大阪大会に続き、多数の参加者で勉強会を開催する事ができました
「乳がんの最新情報」 乳がん手術後の治療薬、再発後の治療薬について、いろいろな乳がんのタイプ別に効く薬、また新薬のエンハーツ・免疫チェックポイント阻害薬のキイトルーダ等を具体的にあげて、その薬の副作用のお話、海外では実用化されている新薬が日本ではまだまだ認証まで数年かかる「ドラッグラグ」のお話、また、私たちが心配している「再発」へ取り組み方をお話して頂きました。
15分の休憩をはさんで参加者に事前にお渡しした質問用紙に書き込んで頂いた質問に細かく答えていただきました。その後、挙手での質問にも気持ちよくお答え頂き、若いご夫婦で参加の方も先生のお話しを聞いて安堵の様子でした。
高島先生の奈良県西和医療センターの回りの桜の景色の写真を折り込みながらお話ししてくださいましたが、残念ながら奈良公園の桜はもう散ってしまいました。2，３日前から春日大社の砂ずりの藤の花がきれいに咲いているので、皆さんにも寄って帰ってくださいとお知らせしました。
参加者の感想文
・先生のお話は分かり易く、先生の優しさが感じられました。
・術後の再発の不安が少なからずあります。再発の治療法があると伺い、年々進む治療法に期待しています。
・画期的な新しい薬が開発されていると教えていただきもらい、すごくうれしくなりました。
・コロナ禍で対面での話を聞く機会が少なくなっていたので、今日の勉強会は人の温かさを感じることができ、とてもよかったです。
・最新の情報を聞くことができて、大変ためになりました。
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