「乳がんを賢く生きるために」

日時:6月11日(日)13:00~16:00
会場:高崎総合医療センター
参加:90名(会員・36名、一般・54名)
                          

日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科医教授・勝俣範之先生、群馬県立がんセンター乳腺科部長・柳田康弘先生、高崎総合医療センター臨床研究部長・鯉淵幸生先生、伊勢崎市民病院診療部長・片山和久先生をお招きして、あけぼの群馬20周年記念講演会を行いました。
また、遠路群馬へ、腰痛を押して颯爽と現れたワット会長、到着するや否や、一人一人に優しく声を掛けてまわり、みんなを笑顔にさせていよいよ始まりました。

ピンクのネクタイがお似合いの勝俣先生からは「誰も教えてくれなかった乳がん化学療法」のお話を、体験談と休憩をはさんで、後半はワット会長司会のもと、1時間25分、4人の先生方と参加者一体となっての「患者と医師の対話集会」を行いました。
テーマは「患者と医師のコミュニケーションの取り方」会長の容赦ない質問に先生方もドキドキだったのではと思いますが、私たちはそこが聞きたい!乳がん医師歴を伺うと、勝俣先生25年、柳田康弘先生21年、鯉渕幸生先生30年、片山和久先生16年とのこと、本当に頼れる先生方です。

会場は満席で椅子を追加。
30代~80代の参加者の中には、群馬県内5つの乳がん患者会のみなさんやあけぼの栃木の栗原さん、体験発表・吉井和代さんの息子さん2人も応援に。
20周年にふさわしい内容と和やかな雰囲気の中での講演会となりました。 (報告:本田攝子代表)

~アンケートから~
  ・対話集会はとても良かったです。先生方の人となりがわかり楽しかったです。参考になり、有意義な時間でした。
  ・30年前に受けた手術と、今日のお話しは雲泥の差でした。有難い時代になったと思います。
   わかりやすいお話しでした。
  ・再発中なので、抗がん剤治療のお話しはとても勉強になりました。 
  ・ワット会長さんにまた会いたいです。
  ・医師以外に話せる人がいなかったので、いろいろな情報など知ることが出来て良かったです。
  ・看護学生です。先生や患者さんの気持ちを聞く機会となり、貴重な時間でした。
  ・先生は遠い存在でしたが、身近に感じられた対話集会でした。有難かったです
  ・4人の先生方とワット会長のトークの進め方、興味深く引き込まれました。
  ・体験発表、涙が出ました。ワット会長の話はとても興味深く聞きました。参加してよかっです。
  ・コミュニケーションはとても大事だと思います。これからはメモを取っていきます。
   自分も「先生こんにちは」と明るく挨拶して診察室のドアを開けたいと思います。
  ・このような講演会があったらぜひまた参加したいです。

*NHK前橋放送局の密着取材があり“ほっとぐんま640”で放映されました。
勝俣先生からは「誰も教えてくれなかった乳がん化学療法」(撮影:会員の木暮光子さんご主人 2017年6月11日)勝俣先生からは「誰も教えてくれなかった乳がん化学療法」(撮影:会員の木暮光子さんご主人 2017年6月11日)

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