●みなさん、韓国3泊4日の旅から無事戻りました。一大ハプニングがあったのです。私の出番は8日(土)午前8:00からの「患者セッション」でアメリカからの招待スピーカーのあと、8:20から10分間「あけぼの会の活動紹介」でした。それが何と肝心のスライドをうっかり消去してしまって資料がない、と言うのです。イベント会社のおにいさん、クリスに1週間前に送って、彼が受け取ったことを確認してあった。えっ、じゃあ、やめる?それともスライド無しで行く?私はどっちでもいいですよと、かなり投げやり調。
●クリスは自分が消してしまったので、泣き顔。何とか日本に連絡して再送してもらえないかと懇願する。そこで作ってくれた‘ボーイフレンド’のケータイに電話を入れるが、3連休の朝なので切って寝ている。やむなく上司に電話して、部下を起こしてと頼み、ようやく通じた。が、彼が地方にいて、容量が大きかった韓国用資料は東京の本社に置いてあって、出せない。仕方なく、彼のパソコンから出せる私のパワーポイント用画像何でもいいから、ということになり、8月に使った香川県用の資料が送られてきた。
●これで行こう、落ち着け会長!「アンニョハセヨ、ヨルブン、マンナセ、パンガスミダ!」おまじないのように必死で覚えた「みなさん、こんにちは、お会いできてうれしいです」韓国語で挨拶を始めた演出効果は十分、舞台はピンクのあけぼの一色!もう、場内300人の韓国乳がん患者のハートは私のもの。私はピンチに強いのよ。巨大舞台両端の縦長ビッグスクリーンにスライドが大写し。中央の、これまたバカデカスクリーンには私の顔、やだー、そこまで引き伸ばしたら、しわの数まで写るではないの。
●会場にいた木村隊員(from いわき)の絶賛コメントを転載します。「今回の旅行でメインのワット会長の講演、スライドのピンチを乗り切って、何でもなかったかのように、聴衆の心をわしづかみにし、ユーモアを交じえながら、言いたいことをすっきりとまとめ、見事に発表なされたこと、大変感動いたしました。日本から出席した我々の紹介や韓国のパクさんの紹介を入れる配慮に、優しさを感じました。中でも、私にはご家族の写真がとてもよかったです。世界の舞台で、堂々と発表なされ、さすがBCNJ日本代表です。心から拍手!!」
●会場前寄りに陣取ったピンクTシャツのあけぼの17人軍団は壮観でした。前夜祭の歓迎ディナーでは池田正・帝京大外科教授、日本乳癌学会理事長がスクリーンに映り出され、みなが大喜び。パニックの朝は、あの中村清吾先生が目の前に突如出現、先生に助けてもらって日本に電話ができたのでした。地獄で仏とは、まさにあのこと。5日夜のライトアップ会場では九州からの田中先生、西村先生、光山先生、そして、聖路加の矢形先生にお会いしました。異国で日本の先生がたにお会いするのは不思議な安らぎ、感無量。
●それにしても、帰りはキンポー空港を16:30に飛び発って、我が家のドアに着いたのが20:00。ということはたったの3時間半。これって大阪から帰るより早いくらい。羽田着の威力。お金のことを考えなければ、毎週でもビビンバと垢すりに行きたい。
●さて、みなさん、秋の大会、まだお席が少々残っています。ぜひおいでくださいね。