「富樫さんを励ます会」会場より

 2011年4月20日 レストラン・エスぺランサ(聖路加国際病院一階)

          美人の主賓とそのご主人の写真をまずお見せします

会長スピーチ

●本日はありがとう。急なお誘いだったにも拘わらず、こんなに大勢の富樫ファンにお集まりいただいて、主賓になり代わり、心よりお礼を申し上げます。でもみなさんはとても厳しく選り抜かれたスペシャルゲストで、これを公募したなら、とてもこのレストランに入りきれない人々が押し寄せたと思われます。現に丁重にお断わりした人もいたのです。

●富樫さんの病状急変を知った誰もが「えっ、どうして?あんなに元気だったじゃない?」とにわかには信じられなかったでしょう。今でも信じられないと思います。一緒に仕事をしていた私たち事務局スタッフも驚いて、この事実を受け容れたくない気持ちでいっぱいです。

●この後、自分で病気の経過を話してもらいますが、闘病の歴史は実に大変だったのに、それを表に出さずに、ずっと会の仕事をして来てくれてたんだと私も今ころになってわかって、とてもすまなく思っています。私とは丸まる10年、仕事をして来て、この内の半分は夫の病気で私がイギリスへ行っている間、事務局をまとめ、ありとあらゆる厄介な仕事を一手に引き受けてくれていました。病気がかように悪くなったのは半分以上私がこき使ったせいであります。

●でもこの人は誰にも好かれるいい性格で私とはまるで違う。ここ数年、電話がかかって来て「富樫さん、いますか」「はあ、今日はちょっと」「ではいいです」「えっ、私、会長よ、私に言えないこと富樫さんに言うの?」という感じで、会長ではない、副会長を出して、という人が増えてきていました。

●それでということではなく、私の中で、会長役を引き継いでできるのはこの人しかない、と確信するようになっていました。現に、今年2月19日に全国支部長代表会議でもそのことをはっきり宣言していたくらいなんですよね。

●それほど私も頼りにしていた、みんなにも愛されていた、富樫さんが一大事。

先日金曜(4/15)朝に一斉メールで「富樫さんにお花送って!」と企業関係数社に指令を出したら、さっそく午後からどんどんと大花が届き始めて、部屋中が花花花。というのも、この病院の富樫さんに対する扱いが並み扱いと事務局スタッフの一人が文句言い出して、ならガツンと言わせよう、という下心もあったのですが、何より、本人が喜んでほしいと思ったんですね。

●さっそく効を奏して、ナースが言ったそうです。「この病院には有名女優さんや政治家がたくさん入院するのですが、こんなにお花をもらう人は創立以来初めてです」やったー。みなさん、ありがとうね。

●まだ話が尽きないのですが、今日は私のパーティではない、富樫さんのパーティなのだ、と昨夜寝ながら必死に自分に言い聞かせていましたので、メインと代わりますね。それではみなさん、赤コーナー、フェニックス・トガシ―!!

(みなさん、盛大な拍手をおねがいします!)

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