●来し方40年を振り返っていたら、ふとこの名言が湧いて出た。実に懐かしい。高校時代を思い起こしている。【あけぼの会】の前に道はなかった。その通り、では、後ろに道を残せたか。答えはYes, 大きくしっかりした道を残せたのではなかろうか。
●英語のスピーチ、上手にしてきましたよ。あなた方との出会い、40年の歴史があったからこそ出てきた言葉の数々があった。がん、という言葉も発せない時代、みなが曖昧模糊の中で疑心暗鬼していた。しかし、今は違う、日本女性のこの適応力と強さを見よ、と15名くらいの外国人を意識して、あなた方のことを讃えてきましたよ。約30名、日本人も含めて、がん領域に日が浅いみなさんだったので、大昔の話にも関心大の様子でしたね。
●用意した原稿は15分で読み上げてしまったので、残り時間30分をどうしようかと心配になったのだが心配は全くご無用、本番はそこからだった。外国人はみな競って質問をする。質問に答えるのはその場勝負。聞かれていることを聞いている間に理解して、同時に答えを頭の中で用意しなければ間に合わない。私の答えかたが大好評だった。瞬時に的確な答えを、とほめられた。でもね、言いたい単語が思い出せないときが2,3度あって、会場から助け舟が出た。 「あれ何だっけ?チケンチケン」と騒ぐと「clinical trial」と日本人が、 「あのーdevas・・・devas・・・」とか探っていると「devastating」と外国人が言い当ててくれたりした。 超フレンドリーな雰囲気、期せずして全員参加型になった。
●外国人はYesかNo、どちらかを最初に決めて、そのあとに、何故そうなのかを補足する。これが思考習慣。片や日本人はYesなのかNoなのか、はっきりしないまま、文の最後まで行って終わる。どっちなのかは聞き手に想像してもらう。日本人特有の奥ゆかしさなのだろうが国際的には通用しない。私は昔アメリカに5年住んだときにこの決まりごとを身を以て習い、自分のものにした。気に入って、納得したからだった。【あけぼの会】でもこの考え方を通してきたが、誰もが抵抗なく受け容れてくれた。これって今思うと不思議。
●「英語教室」の方ですが、悲しいかな、生徒さん二人しか現れなくて、こじんまりだった。それも一人はごく初心者、一人は師匠を凌ぐかというほどで、同じ黒板を使ってどうしていいか戸惑った。しかし、そこはまた臨機応変の会長さん(元)、うまくこなしたんですね、それが証拠に、来月から全部で残り5回コースを受けますと言ってくれた。一応成功でしょう?でも今からでも生徒さん募集してます、来てください。 ワット takakowatt@gmail.com
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