●全国のみなさん、こんにちは! 急に寒くなって、早や風邪を引いている人がいますね。北海道は大雪猛吹雪とか、冬将軍到来。さて、【あけぼの兵庫】40周年記念大会、いよいよ明日、緊張しています。代表の川野さんが全力で準備をしていて、私にも上手に的確な注文を出してくれている。何といってもスピーチが40分ですよ。思えば、私は、朝日ホールなどでの大会にはいつも10分位しか話す時間がなくて、あいさつ程度だったのが、今回、あとにも先にも初めて、たっぷりの時間をもらえて、存分話せるので、燃えていまーす!「会発足の経緯から話してほしい」が注文1です。よくぞ聞いてくれました。
●「誇り高く美しく」あけぼの会のモットー、「潔く生きる10か条」これはがん患者の根性、私があけぼの会を長く続けてきたのは、一体何のためだったのか、今回のスピーチでつくづく考えさせられている。「がんになっても、あなたは変わらない、元通りの人間として、生きるのよ」このメッセージを送り続けて来た。がんになんかなって口惜しいけど、そんなことは口にすまい。平然と生きて見せる。この根性があけぼのスピリット。がんだから、再発の恐怖におびえる日々もある。実際に再発して、辛い治療を受けている人もいる。でも、自分を褒めて、鼓舞して、耐えて、乗り切る人になってほしい。
●「第2部のパネルディスカッション」にも注文2が出ていたが、何とか妥協点が見えてきて、ほっとしている。何を議論するかも大事だが、パネリストの先生がたに均等に意見を述べてもらうことも大事なので、留意して、うまくやろう。ここが腕の見せ所。ビッグテーマが「患者は治してほしいのです」なので、「治してほしい」と切実に願っているのは再発患者、この人たちを助けてあげてほしい。幸い、近年、乳がんの再発に特化した薬がいくつも開発・使用されているので、その解説をしてもらって、きびしい副作用にはどう対応しているのか、など聞き出して、みなが納得して治療を受けようという意欲が湧く展開にもって行きたいと考えている。
●結論は「希望」、がん患者は誰もが最後まで希望を持って生きてほしい。医療者には患者が希望を持って生きられるよう、治療面精神面のサポートをしてほしい。患者と医師は心一つにして、苦難に立ち向かう。まさに「Together We Challenge, Together We Win!」 2013年の韓国の国際学会に入選した私のキャッチコピー、これも言うことにしている。明日はがんばってきます。今年最後の大仕事、みなさん、声援を送って。 (「今日の一首」と「イタリア語」は神戸~帰ってから追記します。これから明日のお衣装を考えなくちゃ・・・) ワット takakowatt@gmail.com