生きてまたこの花愛でる

――命、ありがとう生きてまたこの花愛でる ――命、ありがとう
(川崎市立井田病院の河津桜)
撮影:宇治川洋子(神奈川)2021/2/22
全国のみなさん、こんにちは、

4、5日前から左足に痛みを感じてビッコ引いていたのが、月曜には決定的に。歩けなくなってスーパーからタクシーで帰った。その夜もふくらはぎの辺りがうずいて眠れなくて痛み止めのんで寝たほど。翌日は少しマシになり、今日は歩いて、いつものクリニックへ行ったら、整形外科へ行くようにと。当然。ただ1月の区の検診で腎臓機能が少しと尿酸値が少し高いと出ていたので、関係あるのかと内心心配していた。今日改めて尿検しても騒ぐほどではないという結論、ホッとした。暫く様子見ることにして、今、腰痛ベルトをしている。

今日は痛みが腰に移動している。でも整形でレントゲン撮られるのが無駄っぽくて嫌なので行かない。ラジオ体操でも左足だけで飛んだりして、重点的に左を鍛えていた。やり過ぎだったのかもしれない。これだけのことでも病院へ行くのが面倒くさいと思ったのに、治療中の人はどんな思いかと想像してみた。かわいそう。しかも終わりなき闘いのことが多い。病はイヤ、がんなんか本当に因果な病、罹らない人もいるなんて、不平等。

タイガー・ウッズの車事故、見ましたか?やってくれましたね。ブレーキ踏んだ痕がないまま、中央分離帯をまたいで反対車線を飛び越え草やぶに突っ込み、5,6回転して横になって止まった。自分で110番したのだろうか?幸い命は助かったが、右足膝下の複雑骨折で緊急手術を。あの規模の事故で生還は奇跡だそう。4月の「マスターズ」出場を楽しみにしていたインタビューの映像も見た。人間一寸先は闇、とはよく言ったもの、それでなくても今までに何回も膝や椎間板とかの手術をして満身創痍だったそう。ゴルフ音痴の私でも彼がプレーしていたら見る。早や「再起はあるのか」の話になっている。

先日の「Q&Aコーナー」での質問者から、うれしいメールが来ました。 「高野先生のお返事を読ませていただきました。私の方でも『晩発性放射性皮膚炎』を診た経験のある皮膚科の医師と繋がることができました。『炎症の改善は難しい。痛みは神経痛と同じ対応を行い自分に合った処置を見つけるしかない』ということで、現在、ステロイドのテープと保湿剤などで症状が落ち着いているので、この状態を維持できるように、皮膚科の医師と相談しながらやっていきたいと思います。ありがとうございました!」こんな風に最後まで繋がるとうれしい。みなさんといつも繋がっていたい。

新潟に住む姉が最近私の「ALS」の本を友人に配っているのですが、身内の私をずいぶんほめてくれ、「あなたは高校時代から佐渡の新聞に連載小説を書いていた」と言ってきた。すっかり忘れていたのをにわかに思い出して、「私って、そのころから文才あったんだ」とまたしても自画自賛している。   ワット takakowatt@gmail.com

今日の一首:亡夫(つま)からの言づけありと残月が 我に付き来る冬の日温し          
                    

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