●日曜日、【あけぼの会】の温泉旅行に行ってきました。越後湯沢、晴天、露天風呂。報告は後日、内藤さんからあります。とてもいいムードで楽しかった。やはり、私自身、平民になって、以前のように全面的に責任あり、の状態から解放されて、無条件に楽しめるようになったからかも。それと、参加34人、ほぼ全員、知己の間柄、懐かしい再会で、家族に会ったかのごとく、心が瞬時にやさしく溶け合う‘あけぼのマジック’!
●毎月第2月曜13:00から短歌教室なので、昨日は「みなさん、お先に失礼」で帰りは一人新幹線。越後湯沢駅で乗車口が定かでなかったので、4番に立っていた女性に「ここ、自由席ですよね」と何気に尋ねたら、賢そうな美人奥様「そうと思って私もいますが・・・」という的確な答え。聞いた手前、そこから乗らないと悪いと思って待っている間、短い会話を交わし、いざ車内へ。こういうとき別々に座るのか隣り合わせに座るのか一瞬迷ったけど、「こっちへ?」と聞いたら、「いいですか?」で隣合わせに座ってしまった。
●そこからが長いお話。越後湯沢在住で東京へミュージカルを見に行く(‘ピピン’ 中尾ミエ&前田美波里のダブルキャスト、渋谷で初日)、大学時代からの友人と1年ぶりに東京駅の‘銀の鈴’で待ち合わせて。明治神宮へ行く予定だったが、土砂降りの雨で諦めた・・・1時間20分の間に盛り沢山のおしゃべり、お顔も整って、シックなおしゃれ、都会風、私より若い70代、ほかの同じ大学時代からの2人も仲間で、4人で旅行したりする・・・ その間、私は遠慮げに「全国から集まった人たちと夕べは温泉三昧、みなはロープウェイ観光に行ったけど、私は一人で帰るところ」とか内容がミュージカルより、かなり地味。
●間もなく上野駅、という時になって、「どういうお集まりですか?」とやっと聞いてくれ、「実はニューガンの患者会・・・」と言った途端、「えっ?私も手術してるんですよ」と言うではないの?しかも4人グループのあとお一人も両側しているとのこと、もっと早くこれを話題にすればよかった。しかし、【あけぼの会】なんて聞いたことがないと平気で言う、ガッカリ。40年も続けてきて、国民みなが知っていると思ったのにね。「でも、ワットさんて名前はご存知?」と聞きそうになったけど、どうせ無駄、聞かなかった。
●このちょっとした偶然の出逢い、不思議、みなさんも経験したことあるでしょう?ニューガンの神がいるとしたら、その神様の計らいか。勿論、入会を勧めるなんて、野暮なことはしないで別れました。ただ、「手術は30年前、神奈川の伊勢崎の病院で」と言った時は、「東海大学病院の田島知朗先生でしょ?」と病院と執刀医を言い当ててやった。あの驚いた顔、何とも小気味よかった。こう見えて、私ってただの人ではないのよ、ねえ? ワット takakowatt@gmail.com
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