日時:7月23日(日) 13:00~16:00
会場:福岡・天神ビル会議室
参加: 159名(会員108名、 一般51名)

九州大会の日、外は太陽が照り付け、蝉の声が真夏の暑さに拍車をかけていました。そんな中、北は北海道、兵庫、山口や九州各県からたくさんの方々に参加いただきました。
あけぼの福岡深野百合子代表の開会あいさつのあと、福岡県がん疾病対策係の北林係長より、がんに対する福岡県の現在の取り組みを詳しくお話しいただき、ワット会長の軽快かつ心の琴線をつまびくように、『がんのあと潔く生きること』についてのお話しへと続きました。

講演のご予定だった田中眞紀先生が体調不良でご参加がかないませんでしたが、光山昌珠先生お一人で田中先生のコメントなどをおりまぜながら『がんを知り、がんと向き合い、がんと共に生きる』というテーマで、過去のデータから最新の医療情報まで、とてもわかりやすく講演いただきました。
体験者、三原節子さんのお話は、乳がん発症から再発と、その壮絶な闘病生活は想像にあまりあるものがありましたが、自分らしさを失わず前を向いて歩み続ける凛とした姿に心から感銘を受けました。

第二部の『医師との対話集会』には、パネラーに久留米総合病院乳がん認定看護師の坂口まさみさんにも加わっていただき、乳がんを賢く治すための質問や各県の代表のコメントなど会場が一体となり、さまざまな意見が交わされました。

「逃げない、ぶれない、負けない」ワット会長のメッセージに、術後10年を迎えた私が、今こそ忘れずにいたい生き方の原点を、その言葉に見出したような気がしました。
最後に、深野代表、スタッフの皆さん、集まってくださったたくさんの方々へ、心からお礼を申し上げます、素晴らしい九州大会を本当にありがとうございました。(報告:福岡会員・田川羊子、司会担当)

<アンケートより>
●光山先生のお話しは、田中先生の分を織り込んでの、分かり易く、基礎、応用と総合的に学べました。
●坂口看護師さんの活用術を聞いて、病院には看護師さんもそばにいらっしゃること、改めて思いました。
●「逃げない、ぶれない、負けない」とのワットさんの言葉を胸に、今を大事に笑って生きていきます。
●三原さんの体験発表、すごい勇気が要ることで、とても良かったです。前向きさに心を打たれました。
●対話集会、質問の回答、とても勉強になりました。
(撮影:福岡会員・花田聡子)(撮影:福岡会員・花田聡子)

バナー広告

コム・クエスト

とどくすり

共同文化社